【絵本】『だいじ だいじ』のご紹介【読み聞かせ】

1歳
この記事は約4分で読めます。
絵本情報

★文    くれたに ゆき
     
★絵    ささめや ゆき

★出版社  福音館書店

★発行日  2020年3月1日

PVアクセスランキング にほんブログ村

あらすじ

動物たちと「ろっくん」の『だいじ だいじ』なものを紹介します♪

りすさんはどんぐり、ことりさんは巣の中のたまご…。

『ぽぽんぴ ぽんぽん』でお馴染みの「ささめやさん」が描く、個性あふれる、愛らしい絵からは、それぞれが『だいじ だいじ』にしているものへの深い愛情が、伝わってきます♪


      

Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!

「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。

早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。

「読み聞かせ」の後に、「では、〇〇ちゃんにとって、『だいじ だいじ』なものは、何?」
と聞いてみましょう♪
 「どうして、そう思うの?」か、理由も聞いてみましょう。

『だいじ だいじ』に思う「心」が芽生えるのは、とても大きな成長です。

食べ物や、おもちゃや、おともだち…子どもの周りには、大事にしてほしいものにあふれています。
 
ある日、少しずつ言葉を発するようになってきた娘に、『だいじ だいじ』なものは何?と、尋ねると「オラちゃ~ん♪」(オラウータンのぬいぐるみ)と、答えました。

ものを『だいじ だいじ』に思う優しい心が、どんどん育ってほしいですね♪

登場する動物 (りすさん、くまさんに、やまねさん、ことりさん)を指さして、「この動物はなぁに?」と聞いてみましょう!

わが家の娘を例に挙げると、繰り返し「読み聞かせ」を重ねて行くと、りす、くま、ことりは、比較的早く答えられるのでないかと思います。

…しかし、「やまね」は、なかなかの難問です!

もう少し大きくなったら、記憶の整理のために、一緒に「やまね」の画像を見たり、調べたりしてみましょう♪

絵本に登場する動物たちにとって、「だいじなもの」は何か (どんぐり、はちみつ、草の葉、卵)を、一緒に確認してみよう!
 「どうして、それがだいじなのか?」も、一緒に考えてみよう。

娘は、どんぐりや、葉っぱは、ヒントの絵を見て答えやすかったのですが、くまさんの「はちみつ」は、反応が「?」となり、なかなか理解が難しかったようです…

娘は「はちみつ」デビューが遅く※、3才直前に「はちみつ」を解禁したからでしょうか?

とは言え、はちみつ解禁後は、くまさんのように「はちみつ」が『だいじだいじ』となりました♪

※1才未満の乳児に、はちみつを与えると「乳児ボツリヌス症」にかかる危険があるので、与えないでください…と、厚生労働省から指導されています。

親子の感想

1歳時の娘
1歳時の娘

『だいじ だいじ』って、おもちゃや、どーぶつや、おともだちを、だいじにするっていうこと?

お母さん
お母さん

私たちが生きる上で欠かせない「生活の基礎」を表す言葉に、「衣食住」があります。

この絵本に登場する、動物たちにとっての「だいじなもの」を、これに則ってカテゴライズしてみると、

「食」…リス⇒どんぐり、くま⇒はちみつ、

「住」…やまね⇒葉っぱのお布団

「衣」…ろっくん⇒黄色の長ぐつ

「食」「住」の後、「衣」の前に入るのが、「命 (子育て)」…ことり⇒卵となっています。


常々、「衣食住」の順番ではなく、「食⇒住⇒衣」ではないかと考えていたので、この絵本が描いている順番を見て、嬉しく思いました♪

「表紙」を飾るリスさんが、「だいじ」などんぐりをほおばる表情も、味わい深い「愛らしさ」に満ちています♪

今回ご紹介した本




少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ボタンを押していただけると励みになります!

にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村


絵本ランキング



  

タイトルとURLをコピーしました