私が受験生当時、「四当五落」という言葉がありました。
四時間睡眠で勉強すれば合格し、五時間睡眠の勉強では合格できないという意味です。
かく言う私も、当時は一日で17~18時間の勉強をしていました。
受験直前期には、勝手に「三当四落」だと自分に言い聞かせて、睡眠時間を減らし、さらに自分を追い込んで勉強していました。
今思えば、もはや病気の域ではないかと感じてしまいます。
しかし、パフォーマンスという観点で考えると、勉強の質は高くありません。
質の高い勉強を長時間にわたってキープすることはとても困難です。机に向かえばいいというわけではないのです。
私は仕事を進める際に意識するのは、メリハリをつけて、質の高いパフォーマンスを発揮するということです。
ダラダラと続けてしまうと、資料分析の質も低下してしまうのです。
それでも、当時の自分を追い込んで勉強に打ち込んだ経験は、今でも緻密に資料分析を進めていくうえで役立っています。何事も没頭できる姿勢は、自分を大きく成長させると思っています。
私は、娘の勉強に対しても、メリハリをつけて進めるべきだと考えています。
娘の幼児教室の授業時間は80分ですが、授業の後半では、だいぶ集中力が落ちている様子が分かります。
そこで、自宅では、20~30分勉強しては、違うことに取り組む等、気持ちの切り替えをするように心がけています。
ただし、注意しなければならないことは、メリハリをつけることは大事でも、完全な‟休憩タイム”にしてしまうと、勉強を再開することが億劫になってしまうことです。
そのためには、科目を変えつつ、上手く気分転換を図りながら勉強を進める必要があります。
勉強を闇雲に進めるのではなく、今後も質の高い勉強をとにかく意識していきたいと思います。
一方で、海外の一流大学の学生は、研究時間が圧倒的であることも事実です。その学生達に対等に渡り合うためにも、娘にはその素地はつけさせてやりたいです。これからも、親子共に頑張りたいです。
四当五落はもう古いのか【質の高いパフォーマンスが成長を促す】
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