感性を磨く

絵本の効果
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「感性」とは何か

子どもには、「感性」を磨く育て方をしたい。こう考えている方は多いと思います。

そもそも、「感性」とは何でしょうか。

外界の刺激に応じてなんらかの印象を感じ取る、その人の直感的な心の働き。〔欲求・感情・情緒に関する点で、意志・知性と区別される〕

出典:三省堂 新明解国語辞典

ものごとを感覚的に捉えることができるという意味合いだと私は考えます。

親による過干渉の弊害

では、子どもにとって、感覚的に考えることができる状態とは、どういうことでしょうか。

親による干渉や、固定観念にとらわれた考え方を、親から子どもに押し付けられた環境の中で、子どもは感性を磨くことはできるでしょうか。親が子どもに「ああしなさい」「こうしなさい」と言われ続けているとき、子どもは夢や希望を追いかけることができるわけがありません。もちろん、危険な場面やマナーを守っていない場面など叱る必要があるときもあります

しかし、度が過ぎてしまうと、子どもは委縮してしまい、感性の芽が摘み取られてしまいます。

      

「感性」の磨き方

では、どのようなことをすれば、感性を磨くことができるのでしょうか。

・絵本を読む

・美術館に行き、絵画など芸術品を鑑賞する

・バードウォッチングを楽しむ

・森の中を歩き、きれいな草花や景色を楽しむ

・コンサートに行き、音楽を楽しむ

・旅に出て、新たな場所や発見をする

・工作をする

・新しいことを始める

・・・等さまざまなものがあります。

「感性」を磨くメリット

感性を磨くと、どのようなメリットがあるのか考えてみたいと思います。

①想像力が豊かになる。

②相手に対する思いやりを持つことができる。

③新しいことにチャレンジする気持ちを持つことができる

④わずかな変化に気付くことができる。

子どもを「見守る」

感性を磨くには、子どもに干渉しすぎるのではなく、温かいまなざし、「見守って」あげましょう。

「いい子をもつ幸運な親には、いい親をもつ幸運な子どもがいる」(ジェームズ・A・ブリューワー)

出典:ハーバードの人生を変える授業

この言葉のように、他人を変えるには、まずは自分が変わらないといけないと考えねばなりません。子どもは、自分の所有物でなく、一人の人間です。まずは、私たちが「いい親」にならないといけません。

でも、それは「少しずつ」でいいと思うのです。「少しずつ」自分が変われば、「少しずつ」子どもも変わります。そして、その「少しずつ」の積み重ねが、大きな成長へとつながるのではないかと、私は信じています。


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