絵本を読み聞かせる効果

絵本の効果
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我が家では、毎日子どもに絵本の読み聞かせをしています。

3歳の娘は、絵本の読み聞かせが大好きで、月に延べ500冊もの絵本を読みます。そこで、絵本をたくさん読むことで、どのような効果があるのか、考察したいと思います。

      

絵本を読むことで得られる6つの効果

娘を通して考えた運営者の「絵本の効果」は、6つあります。

1.語彙力の向上や言葉の使い方を知ることができる。

2.絵本を通して、知らない世界を疑似体験でき、好奇心を強くさせる。

3.言葉のシャワーを浴びることで、言葉の音を認知する。

4.相手の気持ちを考えたり、自らの感受性を豊かにすることができる。

5.読み手である親も、音読することで、ストレス発散と脳が活性化できる。

6.子どもが読み聞かせのマネをし始める。

語彙力の向上や言葉の使い方を知ることができる。

絵本のメリットでもありますが、挿絵があることで、子どもにとっては絵からイメージを膨らませることができます。そのイメージから読み聞かせられる文章を自分なりに解釈することができるので、言葉の意味を“なんとなく”捉えることができるようになります。
そして、語彙力が増え、言葉の使い方を知ることができれば、コミュニケーションの向上に繋がります。

絵本を通して、知らない世界を疑似体験でき、好奇心を強くさせる。

絵本は子どもに、多くの冒険をさせてくれます。

新しい絵本を読み聞かせときに、子どもは、「未知の世界へ飛び込んでいく」かのように、目をキラキラ輝かせて夢中になっています。おそらく、子どもの心にとっては、「ワクワク」「ドキドキ」、さまざまな感情を抱いて読んでいることでしょう。

これは、大人ではなかなかできない、子どもならではの体験だと思います。

子どもには、なるべく多くの絵本を読ませて、「ワクワク」「ドキドキ」できる体験をさせてあげたいものです。絵本は、子どもに新たな発見をさせてくれる強い味方です。そして、新たな発見をすることで、他にも面白いことがあるのではないかと、さらに好奇心を強めることができます。

新たな発見を繰り返し見出すことで、その発見の楽しさに気付くと、勇気と自信を持って前向きに進むことができるでしょう。

言葉のシャワーを浴びることで、言葉の音を認知し、脳が活性化できる。

我が家の娘は、新しい絵本を読むとき、「全集中」して読んでいます。

それは、新しい絵本は、全てが初めてだからです。
新しい「言葉」、「ストーリー」、「言葉の意味」、「言葉の音」。

出てくるものが、全て初めて聞くものなので、「全集中」しているようです。

脳も全力で稼働しているはずです。
だからこそ、初めての「絵本の出会い」は、大事にしてあげたいと考えます。

相手の気持ちを考えたり、自らの感受性を豊かにすることができる。

「うれしい」「かなしい」「おどろく」「さびしい」「おこる」「こわい」など、人は多面的な感情を抱きます。

子どもが小さい時には、まだ感情そのものが理解できていませんが、絵本を読めば、少しずつ感情を理解することができます。なぜなら、絵本は、登場人物のさまざまな感情を伝えてくれるからです。

そして、さまざまな感情を抱くことで、感情が豊かになり、感受性を高めることができます。

感受性が高められれば、相手の気持ちを考えるようになり、相手に対する「思いやり」を育むことができるようになります。

読み手である親も、音読することで、脳が活性化できる。

読み聞かせの効果は、子どもに対するだけではなく、親にも良い影響を与えます。

それは、親は絵本を「声に出して読む」からです。脳が活性化しやすくなる研究データがあるようです。

声に出して読むと脳は活性化しやすい。これについては、「脳科学と教育」を研究テーマとする川島隆太東北大教授を中心としたグループの研究成果がある。(「産経新聞」2002年6月17日付のの記事を参照。)

出典:齋藤 孝著「読書力」岩波新書より

さらに、私は、声に出すことで、ストレスも軽減できるのではないかと考えています。

実は、絵本の読み聞かせを終えると、「心地良い疲れ」と、「スッキリ」した気持ちになるのです。

ぜひ、多くの大人も、音読の効果を実感していただきたいです。

子どもが読み聞かせのマネをし始める。

多くの子どもは大人のやることをマネしたがります。

そして、娘も、私たち親が読み聞かせをしている姿を見て、「今度はわたしが読みたい!」と言い始めます。

まだ文字が読めないのですが、読み終えた絵本は大体記憶しているようで、ある程度のストーリーをしっかりと追えて読み聞かせをしてくれます。

マネをすることで、言葉の音、言葉の使い方を学んでいくはずです。

成長するには、まずマネをすることから始めましょう!

読み聞かせが難しい場合…

まずは、子どもに対して読み聞かせを進めてほしいと思います。
しかし、どうしても・・・難しいという方は、現代の技術の力を借りましょう。
私も、このアプリをダウンロードしてみました♪

聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ(AppStore)

このアプリは、iPhoneおよびiPadのApp Storeで利用できます。

本の楽しさと出会えるアプリ「みいみ」の特徴

東京ガスがアプリ制作に携わっている新しい試み。

プロのナレーターによる絵本の読みきかせを楽しめる。

・寝かしつけにもちょうどいい。

・1ヶ月無料でお試しできる。

・親子で役を決めて遊んだり、保存した子どもの声を家族で楽しめる。

人気の絵本から名作童話まで、幅広く配信。

このアプリをきっかけとして、親子で本を好きになり、その後から、徐々に、少しずつご自身で読み聞かせをしていくことをお勧めします。

まとめ

今回の記事は、娘を通して考えた「絵本の効果」です。

「絵本の効果」は十人十色だと考えています。

ぜひ、「絵本の効果」を参考にしていただき、皆さま独自の「効果」を築き上げてください♪

読書力 (岩波新書)
本を読むことは,生きる力とどうつながるのか



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