「効果のない?」「少し変わった?」絵本の読み聞かせ

絵本の効果
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悩むお母さん

「絵本の読み聞かせって時間がかかる。毎日ともなれば疲れちゃうし大変。本当に効果はあるのかしら。」

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子どものために、絵本の読み聞かせをたくさんしてあげたいと思っている方は多いでしょう。しかし、共働き世帯が増え、育児に十分な時間を費やすことが困難という方もいるはずです。

実は、私たち夫婦も、共働きで、「仕事!育児!家事!」と日々目まぐるしいです。時間のない中で、絵本の読み聞かせるのに、効果がないやり方では、親子双方にとって悲しいことです。

そこで、逆に、「効果のない?」と思われる「絵本の読み聞かせ」を考察します。

「効果のない?」絵本の読み聞かせ

「効果のない」絵本の読み聞かせを続けてしまうと、子どもは本嫌いになりかねません。

具体例を挙げて、「効果のない」読み聞かせを考察します。

無理やり子どもに強要する

無理やり絵本を読み聞かせる場合です。例えば、子どもが興味がないのに、いわゆる「名著」を無理に読ませるケースです。

親が、いくら「子どものため」と思っても、空回りです。すると、負の連鎖が起きます。

<親>

「子どもには読書家になってもらいたい。」



「とにかく、ひたすら名著を読むんだ!これは素晴らしい本なんだ!」


<子ども>

「嫌だよ、そんな本はつまらない!僕はこっちの本が読みたい!」



「本なんか嫌い!お父さんお母さんが無理やり読ませようとするもの。」

負の連鎖が起きてしまうことは、親子双方にとって、とても悲しい事態です。

絵本は、夢の世界のようなもの。素敵な世界の話をするのに、感情的にはなりたくないものです。

まずは、本人が読みたいと興味を示す絵本を、とことん応援してあげるのはいかがですか。

「眠い」or「疲れている」読み聞かせ

眠る直前に、ベッドで読み聞かせをしている習慣があれば、全く問題ありません。絵本を読みながら、そのまま「夢の世界」へ突入です♪

しかし、「眠い」あるいは、「疲れている」状態で、絵本を読み聞かせを続けられたら、苦痛以外の何物でもないです。ただただ「辛い」です。

皆さんも、記憶にないですか。眠たい授業をひたすら聞いている時間。

「質問を連発する」or「感想を迫る」読み聞かせ

純粋に、子どもは絵本を楽しみたがります。

しっかりと絵本を読んでいるのか確認するために、「質問を連発する」or「感想を迫る」ことをしてしまうと、次のような感覚を覚えます。

「絵本を読むこと」=「テストされている」


「テストされている」認識に変われば、やがて「苦痛」に感じるようになります。

わが家では、「感想を聞く」ことはありますが、3歳なので、その「感想」を間違えていると指摘することのないよう配慮しています。

「変わった?」読み聞かせ

3歳児が父母に絵本の読み聞かせ

なんと!3歳娘「が」絵本の読み聞かせをしてくれました♪

毎日、多くの絵本を読み聞かせている父母に代わって、父母の「ために」読んでくれたのです。相手を思いやる気持ちを持てたことも、少しずつ成長しているのだなと実感します。

「少し変わった?」読み聞かせをしてもらうのも、楽しみながら「絵本タイム」を続ける方法の一つかもしれません。

3歳児が読み聞かせの「練習」

実は、3歳児の娘が父母に読み聞かせをしてくれたのは、伏線があります。3歳児の娘は、ぬいぐるみのオラウータン(通称:オラちゃん)が大好きです。

ぬいぐるみの「オラちゃん」を、いつも抱っこしたり、ままごと遊びをする際には、相手になってもらっています。そして、ある日、ぬいぐるみの「オラちゃん」を相手に、絵本の読み聞かせを始めるようになったのです。

こっそりと、そのやり取りに耳を傾けると、しっかりと絵本を暗唱して、話しかけていました。その姿は、心の底から楽しそうにしており、絵本を読み聞かせていました♪

きっと、本人なりに、読み聞かせの練習をしっかりと済ませてから、父母への読み聞かせに臨んだのではないかと、父母は解釈しています 笑

まとめ

ここまで、「効果のない?」絵本の読み聞かせと、「少し変わった?」絵本の読み聞かせを紹介しました。

基本的に、「効果のない?」読み聞かせは、「子どもを本嫌い」にしてしまう恐れのあるNGなやり方です。一方で、「少し変わった?」読み聞かせは、各家庭で、楽しい独自のやり方を親子で発見できるといいですね♪

絵本の読み聞かせは、親子共に幸せな気持ちになれる「素敵な魔法」。

お父さん、お母さん、お子さん、みんな魔法にかかって、幸せな気持ちになりましょう♪

少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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