読み聞かせの年齢
読み聞かせを始めるには、「年齢はいつから」がいいのかと考える真面目な方もいると思います。私ども運営者も、子どもが生まれる前から、ずっと考えていたことでした。
結論は、「早ければ早いほどいい」。
「話せる話せない」にこだわらず、赤ちゃんも立派な一人の人間です。話しかけてあげながら、言葉の織り成す「リズム」や「音」を楽しませるよう絵本を読み聞かせてあげると、赤ちゃんも十分伝わっているはずです。
我が家では、生後1か月から読み聞かせを続けていました。もちろん、読み聞かせをしても反応はありませんでしたが、次第に親にとっては赤ちゃんである娘が笑顔を見せるような仕草を感じたものです。
3歳になった娘は、「赤ちゃんの時、絵本を読んだ」と話していたことがありました。理解していないながらも、読み聞かせをしてもらったと記憶の奥底に眠っているものだと感じた瞬間でした。
そして、子どもにとっては、たとえ記憶には残らなくても、記憶よりもっと深い部分で、その後の人間の行動に影響を与えるのではないかと運営者は考えています。
思い立った日が読み聞かせの日
「出遅れてしまった!」と思う必要もありません。月齢がいくつだとしても、思い立った日に、読み聞かせを始めればいいと思います。
何ごとも、「思い立ったが吉日」。
ぜひ、絵本を手にして、お子さんと大事なひと時を一緒に過ごしてあげてください。