★作者 平山 和子
★出版社 福音館書店
★発行日 1981年10月20日
あらすじ
「すいか」、「もも」、「ぶどう」、「いちご」…
季節感あふれる「くだもの」を紹介している絵本です。
左ページには「くだもの」が、右ページには一口大にカットされた、食べる直前の「くだもの」が「さあ、どうぞ」の言葉を添えられ、優しいタッチで描かれています。
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
赤ちゃんの反応を見ながら、「これは、すいかだよ」など、「くだもの」の名前を何度か繰り返して伝え、「さあ、どうぞ」の言葉と共に、次の「くだもの」に進みましょう!
平山和子さんの写実的でありながら優しく美しい絵に、きっと赤ちゃんは釘づけです。
娘は、いちごを見せると「わぁ~♪」と感嘆し絵本に釘付けになり、なかなか次に進めませんでした♪
そして、一緒に、「くだもの」を美味しく、いただきましょう♪
<りんご🍎の例>
①絵本のりんごの前に、「本物のりんご」を置き、「これが、りんごだよ」と伝えます。
まるで絵本から「くだもの」が飛び出してきたかの様に、そっくりな「くだもの」を見て、赤ちゃんは嬉しくなり、手を伸ばして身を乗り出してきます♪
②「本物のりんご」を赤ちゃんに触れさせて、「赤くて、丸くて、硬いね」など、りんごの特徴を伝えましょう。
③今度はりんごを半分に切り、断面を見せます。
「皮が赤いのに、切ってみると中は黄色いね。真ん中にあるのは、種だよ」等、断面の特徴を伝えましょう。
④絵本のとおり、一口大にカットしたりんごを見せて「さあどうぞ」♪
そのまま食べてみましょう!
「シャリシャリしているね」「少し酸っぱいね」など、感想を伝えましょう♪
日本には美しい四季があり、さまざまな「くだもの」には旬があります。
ぜひ、「すいかは、夏」など、それぞれの「くだもの」の旬も伝えましょう!
きっと、お子さんの記憶に残らなくても、読み聞かせる(経験させる)ことで、脳の引き出しにしっかりストックされますよ♪
今後、「やさい」「おにぎり」の絵本についても、改めて記事でご紹介したいと思います!
親子の感想

では、全体を通して、我が家の親子(お母さんと0歳時の娘)の感想をご紹介します。
ぜひ、参考にしていただき、素敵な絵本なので、一度手に取って、楽しんでください♪

わぁ~!(「いちご」のページを見るなり、目がハートになる♪)

赤い「いちご」が美味しそうに、美しく広がっているページ見て、娘は「わぁ~」とため息をつき、目がハートになっていました! 0才でも、女子ですね~♪

とにかく、作者の平山さんの絵が、優しくて美しくてステキです♪
繰り返される「さあ どうぞ」という言葉も、とても美しく品のある言葉です。
そんな絵本に掲載されている、全ての「くだもの」と実物を、四季を通じて娘と一緒に比較できたことは、本当に楽しい思い出です。
祖父の実家で栗を見つけ、大コーフンした娘は、拾ってきた栗で作った「栗ご飯」を食べ、あまりの美味しさに何度もおかわりしていました♪
バナナの皮を一人で上手にむけるようになった時も、成長が感じられ、とても嬉しかったことを覚えています。