悩めるお母さん
「絵本の読み聞かせをしたいけど、なかなか続かない…」
「どうすれば毎日続けることができるのだろう…」
【絵本】最初の21日間を乗り切る【習慣化】
あらたな習慣を身につけるには約21日かかります。でも、ほとんどの人は、ポジティブな生活の変化をつくりだすことを最初の2、3日であきらめてしまいます。古い行動を新しい行動に変えるときにはつきものの、ストレスや苦痛に耐えられなくなるのです。新しい習慣は、新しい靴に似ています。最初の2、3日は、あまり履き心地がよくありません。でも、3週間くらいたつと慣れてきて、第二の皮膚のようになるでしょう。
「3週間続ければ一生が変わる」ロビン・シャーマ著、北澤和彦 訳、海竜社
まずは、「絵本の読み聞かせ」を行動に移しましょう。
そして、「絵本の読み聞かせ」をすること自体、苦痛でも忍耐でもありません。
強いられて行うものではないからです。ぜひ、親子ともに、楽しみながら絵本を読み進めましょう!
とはいえ、働いている親御さんや健康上の問題など、さまざまなケースを抱えることもあると思います。
そのときには、無理なく、親も子どもも絵本の時間を続けられるといいですね♪
どちらか、あるいは双方にとって、絵本を読むことが苦痛になってしまうことが一番悲しいものですから。
一日でも「絵本の時間」ができたら、また明日も、そしてその次の日も、という形で少しずつ進めてはいかがですか。
もし、絵本を読むことができなければ、次の日にチャレンジ♪
でも、「次の日は必ず読む!」と強い意志を持ちましょう!
そして、ここが大事なポイント。
こうして、21日も続けることができれば、「おめでとうございます!」
もう立派な習慣です。
習慣化された「絵本の読み聞かせ」は、子どもにとって、親から与えられている「最大限の愛情表現」だと思います。
わが家の読み聞かせ
ここで、わが家の読み聞かせの習慣をご紹介します。
3歳の娘は、夕飯を食べ終え、歯磨きをすると、当たり前のように、「ファミリースペース」(絵本を読んだり、ピアノを弾く部屋)に向かいます。
歯磨きをすることが日常生活の当たり前の行為のように、絵本を読むことも、日常生活の一つとして組み込まれているのです。
娘は、夕食後のテレビなど見向きもしないのです。
日中、外出して遊びに行ったとしても、また、どんなに疲れていたとしても、必ず絵本の時間は組み込むようにしています。
絵本を読むことが「偉い」わけではありませんが、娘にとっては、「絵本の時間」を何よりも楽しみにしています。
親としても、なるべく親子の触れ合いの時間を保てるように、努力しています♪
(親も、仕事や家事などで、ヘトヘトであるのは確かです笑)
父母交代制度による読み聞かせ
「お父さん」と「お母さん」の読み聞かせ勝負
タイトルがやや大げさですが、「お父さんによる読み聞かせ」と「お母さんによる読み聞かせ」を一日の中で交互に行っています。
共働きなので、中々上手く時間のやり繰りが難しいこともありますが、なるべく交互に行うようにしています。
もちろん、子どものためではありますが、父と母の読み聞かせで、どちらが子どもを絵本の世界に引き込めるか勝負(?)している節もあります。
それぞれ双方で、「自分の方が読み聞かせは上手い」と思っているようです笑
読み聞かせの「やり方」
当然、お父さんとお母さんが交互に読み聞かせをすることで、読むスピードや雰囲気がガラリと変わります。
幼稚園でも、子どもは絵本の読み聞かせをしてもらっているようですが、読み手の多くは女性の先生です。
そのため、お父さんのように男性が読み聞かせをすると、同じ絵本でも雰囲気が全く異なり、ストーリーの捉え方も変わるのではないかと思います。
ちなみに、お父さんは、なるべく感情を込めたり、登場人物の声を変えたりして、絵本のイメージを膨らませるようにしています。ただし、読む速度はとても速いです。
一方、お母さんは、子どものペースに合わせてゆっくりと読み聞かせを進めます。子どもも楽しみながら、時には踊りつつ絵本を聴いています。
なお、当ブログで、「アクティブリーディング」による読み聞かせをご紹介しておりますが、わが家ではお母さんが実践しております。
いずれにしても、子どもにとっては、本当に楽しみにしている「至福のひと時」のようです。
どうか、皆さまの子どもも、絵本の時間が「至福のひと時」となりますように♪