あらすじ
真夏でも、元気いっぱいに大輪の花を咲かせる、ひまわりの成長のお話です。
小さな種が地中に「とん」…生命力あふれるこの花は、雨にも負けず、風にも負けず、夜も日中も「どんどこ どんどこ」と、楽しそうに伸びていきます。
力強い筆致でのびのびと、そして生き生きと描かれた大輪の「ひまわり」が咲きほこった後は、種になり、パラパラと落ちて行き、最初の「ちいさな たねが とん」に、再び繋がります。
生命の循環がとても見事に表現されている、タテ型の「ひまわり観察日記」のような、ステキな絵本です♪
Let’s Active Reading!
さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
親子の感想
では、全体を通して、我が家の親子(お母さんと2歳時の娘)の感想をご紹介します。
ぜひ、参考にしていただき、素敵な絵本なので、一度手に取って、楽しんでください♪
2歳時の娘
このほん、よむ~♪
どんどこどん♪
お母さん
娘は「このほん、よむ~♪」と、『ひまわり』をよく指さしていました♪
きっと、何度も繰り返される「どんどこどん」という、リズミカルな「生命の音楽」が、大好きに違いありません♪
夏は、成長の季節です。
2才当時の娘は、ひまわりが成長する音を「のんのこのん!!」と言っていましたが、3才の今ではもう「どんどこどん!!」と、正しく発音することができます。
娘の成長は、とても喜ばしいものですが、最後に、親子で一緒に叫ぶ「のんっっっ!!!」
が聞けなくなってしまったのは、少し寂しい気もします…
とは言え、夏が近づくと、読みたくなるステキな絵本です♪
太陽に愛されている、生命力あふれる大輪の『ひまわり』の花からは、たくさんの元気をいただけますよ♪
今回ご紹介した本
ひまわり (幼児絵本シリーズ)
地面に一粒の小さな種が落ちました。お日様の光をいっぱい浴びて、芽が出て、茎がどんどこどんどこ伸びます。雨が降って、たっぷりと地面をうるおし、葉っぱが出て、どんどこどんどこ大きくなります。どんどこどんどこ。強い風が吹いても、大丈夫。月が輝く夜も、どんどこどんどこ伸びていきます。そして、つぼみができ、とうとう大きな大きな太...