★作 グレース・スカール
★訳 やぶき みちこ
★出版社 福音館書店
★発行日 1986年9月30日
あらすじ
「おおきいねこ」、「ちいさい ねこ」、「しましまねこ」、「ぽちぽちねこ」…
個性豊かな様々な「ねこ」が、様々なポーズで登場します。
イラストタッチのかわいいシンプルな絵で、色々な表情を見せる「ねこ」たちが、最終ページで一斉に言う言葉は…?(…ここでは言いませんよ♪)
絵本の大きさも小さな正方形で「赤ちゃんサイズ」になっていて、優しい色合いのかわいい「ねこ」が満載です♪
どのページから読み始めても大丈夫!な、赤ちゃんのファーストブックにお薦めできる絵本です♪
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
「おーきいねこ」と読みながら、イラストの上のねこに手を大きくかざしたり、「ちいさいねこ」と読みながら、2匹のねこを人指し指で、ちょんちょん♪と指してみたり…。
どんな個性を持っているかを、少しオーバーアクション気味に伝えてみましょう。
赤ちゃんが少しずつ大きくなって行く間に、こうしたアクティブリーディングを続けて行くと、この「ねこ」たちのイメージを通じて、形容詞の語彙力が増えていきます。
子どもが見かけた「ねこ」は、どんな「ねこ」かな?
娘が生まれる前から、わが家にはかわいい「ねこ」が、2匹います。
1匹は、(1ページ目の様な)大きくて、八割れの男の子のねこ。
もう1匹は、(15ページ目の様な)細くて、黒い女の子のねこ。
娘が生まれたときから、特に「クロちゃん」は母性を発揮して、とっても良く娘の世話をしてくれました♪
おかげで、娘は「ねこさん、だーい好き♪」なうえ、動物が大好きになりました♪
ねこの毛並みは、優しくてフワフワです。
ぜひ、チャンスがありましたら、赤ちゃんに「ねこ」を見せたり、鳴き声を聞かせたり、大人しいネコさんにご協力いただき、触れさせてあげましょう♪
それは、もちろん絵本に興味があるからです♪ 少し大きくなったら、痛んだ絵本を修理しましょう♪
わが家の娘は、何でも口に入れる時代に、絵本にかじりつき、その後は絵本を破いたりもしていました…!
そんな時代を卒業したら、「名誉の負傷」をした絵本を子どもと一緒に修理して、本や物を大切にする心を育みましょう♪
わが家では、のりやセロテープを貼り付けて、傷んだ部分をしっかり修復しました♪
親子の感想


「にゃ~お~♪」
「ねこさん、だーい好き♪ クロだーい好き♪」

この絵本は、娘が0才の時から「読み聞かせ」している絵本です。
最初は、全く無反応だった「読み聞かせ」ですが、娘は『ひよこさん』で絵本に目覚め、それからどんどん絵本の世界に入って来てくれました♪
この『ねこがいっぱい』の絵本は、何度読んだことでしょう。
特に、わが家にいる優秀な(!)2匹のニャンズに似ている、「おおきいねこ」と「ほそいねこ」のページは、ボロボロになるほどの「名誉の傷」を負っています…!
ねこたちの力は、本当に偉大です♪
「ねこのいる」ご家庭にも、そして「ねこのいない」ご家庭にも、ぜひ「読み聞かせ」に揃えていただきたい一冊です。
今回ご紹介した本
