ボーイスカウトに入ろう!【そなえよ、つねに】

防災・減災
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悩めるお母さん

「うちは一人っ子で、甘えん坊。何かいい習い事はないかしら…」
「子どもが大きくなってきて、近場の公園では物足りなくなってきた。でも行く場所も限られているし…」

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3歳児の娘は、ボーイスカウトに所属しています。
3歳にして、娘は、15キロ前後のハイキングをこなすほどの体力を持っています。この体力はボーイスカウトで培われたと言っても過言ではありません。

ここでは、ボーイスカウトに興味がある未就学児のお父さんお母さん向けに記事を書いています。

ボーイスカウトとは

ボーイスカウトは歴史ある活動です。創始者は、ロバート・ベーデン=パウエルというイギリス人で、1907年からボーイスカウト運動が始まったとされています。今では、世界で172の国と地域、約4000万人が活動しています。

ボーイスカウトは、「キャンプ」や「街頭募金」をイメージされますが、元々、世界的な社会教育運動の一つであり、子ども達の「自主性」「協調性」「社会性」「リーダーシップ」などを育むことを目的にプログラムが組まれています。

日本では、「公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟」が運営しており、約9万人が所属しています。 「公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟」 のHPでは、ボーイスカウトの活動について、以下の通りにQ&Aで回答しています。

Q1. ボーイスカウトとは何ですか。

A1. 健全な青少年育成を目指した 世界的な社会教育運動です。
活動的で自立した青少年を育てる、世界的な社会 教育運動のひとつです。
少年たちの好奇心や探究心にこたえる活動をとおして、心身ともにバランスの取れた人格の形成を目指しています。

Q2. どんな活動をするのですか?

A2. 野外活動を中心に、心や身体を育て、さまざまなことを学びます。
野外活動などの体験をとおして、自然を学び、友情や協調性などを育てることが中心です。
工作やゲーム、歌、演劇などの活動、手旗やロープ結びなどの練習、キャンプ生活の基本を学びます。春休みや夏休みには長期キャンプも行います。

ボーイスカウトに入団できる年齢

「公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟」 のHP より筆者作成

この入団できる年齢をご覧になって、未就学児の保護者の方は不安に思われた方もいると思います。

実は、私も、ボーイスカウトに参加できるのは、小学生以降だと思っていました。しかし、団によっては、「ゲスト枠」「仮入団」という形で、未就学児も参加できます。現に、私たちも「仮入団」として、「ボーイスカウト」の「ビーバースカウト」に参加しています。中には、未就学児と赤ちゃん連れで参加する方もいっらしゃいます。ハイキングのコース時は、抱っこ紐で赤ちゃんを背負って、10キロ前後の山道をハイキングしていたので、かなりの負担だったのではないかと思います。

「ビーバースカウト」で保護者が手伝うこと

基本的に、「ビーバースカウト」は、保護者が同伴する必要があります。つまり、ハイキングの回でも、当然、保護者も子どもと一緒になって歩きますし、山登りもします。子どもと一緒に活動しますので、子どもと同様に大人も、自然を相手に、「感動」しますし、「楽しむこと」ができ、やはり「疲れ」もします!笑

それでも、他の習い事ではなかなかできないような貴重な体験をすることができるので、私は、お勧めの習い事だと自信を持って言えます。

とはいえ、「自然」を相手に活動しますので、人によっては、「合う」「合わない」はあると思います。それでも、保護者が「虫嫌いだから」「体を動かす」のが苦手という理由だけで参加しないのは、もったいないのではないかと考えます。

わが家は、基本的に、お父さんと娘は、全ての回に参加しています。一方、お母さんは、「ハイキング系」や「ザリガニ釣り」「虫取り」はパスして、「芋ほり」「ホタル観賞会」など美味しい回や感動する回は参加しています。

父母で、得意・不得意分野を分けて参加できると、子どもにとっては良いと思います。

「ボーイスカウト」は最高に楽しい

わが家では、娘とお父さんが大の「ボーイスカウト」好きです。活動日の朝、娘は、張り切ってスカーフを首に巻いています。基本的に、「ボーイスカウト」は月に3回ほどですが、ボーイスカウトの活動がない日は、「自主トレーニング」をすると言って、二人で「ボーイスカウト」で行ったハイキングコースを辿って楽しんでいます。そのおかげか、娘は15キロほど歩き回る体力はついています。疲れて泣きじゃくることもありません。周りからは、「驚異の体力を持つ3歳児」と言われていますが、とにかく本人はボーイスカウトの活動が楽しくてしょうがないようです。

なお、「ボーイスカウト」は「男の子」だけでなく、「女の子」も活動できます。娘の見た目は、「可愛らしい三歳の女の子」ですが、実は、体力ある活発な女の子です。逆に、女の子でも、「ボーイスカウト」で鍛えていけば、「体力作り」もでき、「生き抜く力」も身につけることができることと思います。

団によりますが、周りの子ども達は年齢がバラバラです。そのため、娘にとっては、小学生の子ども達を「憧れのお兄ちゃん」「憧れのお姉ちゃん」として慕っており、小学生の子ども達からは、娘のことを「妹分」として可愛がってくれています。

双方にとって、とても好ましい存在です。小学生の子からは、下の子の面倒を見ること、そして、下の子は、上位者の言うことをしっかりと聞くということが求められます。こうした環境下では、この小さなコミュニティの中でも、子どもなりに「規律」「自主性」「協調性」を学ぶことができます。年齢が異なっていても、自然の中で、絆を深めることができるのは、とても貴重な体験だと考えています。

わが家は、様々な幼児教室に通塾してきました。熱心に知育にも取り組んでいますが、自然を相手に学ぶことができる環境は、「ボーイスカウトの活動」ならではだと考えています。所属している団の方々にも恵まれて、本当に参加できて良かったと思っています。

ボーイスカウト活動の著名な出身者

月面歩行した宇宙飛行士12名中、11名が出身者で、現在でも、NASAの宇宙飛行士の3分の2が出身者と言われています。他にも、以下のような著名人が出身者として知られています。

・ビル・ゲイツ

・マイケル・ジョーダン

・スティーヴン・スピルバーグ

・ジョン・F・ケネディ

・野口聡一(宇宙飛行士)

ボーイスカウトに入団するには

まずは、近所にボーイスカウトの団が近くにあるのか調べる必要があります。

公式サイトの「お近くの団を探す」のページから調べることができます。

ぜひお調べになって、見学・体験してみてください。
子どもを通して、きっと大人も良い発見ができますよ♪


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