★作 北村 人
★出版社 福音館書店
★発行日 2019年5月1日
あらすじ
「はーい おはよう!」
乳幼児が日常生活で使用する「もの」たちは、元気に「おはよう!」とご挨拶します。
「わたしは コップ おみずをどうぞ」
「もの」たちは、自己紹介しつつ、何に使う「もの」なのかを、優しく教えてくれます。
「はーい おはよう!」という安定したフレーズが印象的です♪
お馴染みの「もの」の名前と用途を教えてくれる絵本なので、どこから読んでも、そして好きなところだけを読んでも大丈夫です♪
きれいな色合いで、クレヨンの筆跡がふんわり残っていて、手作りのあたたか味が感じられる、子どもに優しい絵本です♪
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
乳幼児の目を見ながら、笑顔で心を込めて「読み聞かせ」をしてみよう!
「おはよう」という言葉は、一日が始まり、最初に発するご挨拶の言葉です。
「朝起きて、最初のご挨拶が、‟おはよう!” だよ♪」などと、乳幼児に話しかけながら、「読み聞かせ」をしましょう♪
また、わが家の娘に「読み聞かせ」をする際、時々、絵本から意識が離れている時があります。
そういう時は、この絵本のお気に入りのページ(スプーンとフォーク、ボール、くつ)に飛んだり、「はーい おはよう!」というフレーズを元気に読んで、子どもの意識をこちらに向けたりするのも、効果的でした♪
登場する「もの」を指して、「これは何でしょう?」と聞いてみましょう♪
「語彙力」が着実に向上していくはずですよ♪
娘が日常的に使っていたものは、ほぼこの絵本に登場しています。
「読み聞かせ」をコツコツと重ねていくと、初見時に言えなかった「もの」の名前が、ある日突然「シュプーン、ホーク♪ (注:スプーン、フォーク)」や「バケツ」などと、言えるようになる時がきます。
わが家の娘は言葉が遅い方でしたが、繰り返し丁寧に「読み聞かせ」に向き合い続けることが、子どもの「言葉」の成長に繋がって行くと実感しています♪
自分が毎日使っている「もの」と、絵本のイラストが一緒♪…という気付きは、子どもにとって、嬉しいものです♪
わが家の娘も「コップ」や「エプロン」、「スプーンとフォーク」を並べて見せた時は、「おんなじだ~♪」という目をして、とっても嬉しそうでした♪
子どもの記憶の定着・整理のためにも、絵本(目)や声(音)、実物(触れる)を上手く活用すると良いと思います♪
親子の感想


「シュプーン、ホーク♪」
(注:スプーン、フォークです!)

「シャベル、くまで、バケツ」などの「もの」の名前は、娘にとっては中々覚えられない言葉でした…が、ボーイスカウトで「潮干狩り」に参加した時、これら全ての「もの」の名前がバッチリ!娘にインプットされました♪
ワクワクする「潮干狩り」のイベントに、ボーイスカウトのお兄ちゃんやお姉ちゃん達と遊んだ「楽しい記憶♪」は、「ものの名前」のみならず、全ての経験が子どもの成長に直結する、貴重なものとなりました✨