★文 松野 正子
★絵 大沢 昌助
★出版社 福音館書店
★発行日 1983年2月1日
あらすじ
うさぎやはと、やぎ、ちょうちょたちは、「なにたべてるの?」
…子どもたちにお馴染みの「生き物」たちが、一体何を食べているのか、この絵本が優しく教えてくれます。
中には、トラックやポストなども出てきます。
さて、最後に出てくるカレーライスは、一体だれが食べるのかな?
それぞれのページには、「生き物」の名前の後に「なにたべてるの?」「なにたべた?」が繰り返されていて、リズミカルに進んでいきます。
また、クロッキー風にささっと描かれている「生き物」たちは、愛情深く素朴な味わいです。
Let’s Active Reading!

わが家では、この絵本を何度も「読み聞かせ」しています。
娘に聞くと、「うさぎは、にんじん、キャベツ、クローバー」、「やぎは、あおいくさいっぱい」…と、絵本の文面そのままに、答えてくれます♪
…が、あまりにスラスラと答えるので、娘に聞いてみると、保育園の「読み聞かせ」で、先生が同じ様にみんなに「クイズ」形式で問いかけていたそうです。
なるほど、道理で完璧なはずだと、納得しました!
ぜひ、お子さんと「クイズ形式」で楽しみながら、身近な「生き物」が何を食べて生きているのか、知識を習得してみましょう♪
絵本では、素朴な筆致で「生き物」たちが描かれていますが、映像で動いている姿を確認すると、とても楽しそうに動物に見入ります♪
できれば食事の様子をチェックしよう♪
動物園は、楽しみながら様々な「生き物」たちを知り、触れることができる、まさに生きた学習の場です。
ぜひ、動物園や牧場に足を運び、絵本に出てくる動物を探してみよう♪
親子の感想


「うさぎとやぎは、保育園でも飼っているよ♪」
「きりんさん、かわいいね~♪」

身近な「生き物」が何を食べて生きているのか、知る機会はそう多くはありません。
この絵本の「読み聞かせ」をしていて、うさぎは、クローバーも食べるんだ!!とか、、ぞうは干し草やりんごなど、小型トラック1台分も食べるんだ♪など、大人でも小さな発見がありました。
また、この絵本を読んで実感するのは、「生き物は、食べなければ生きられない」という、現実です。
絵本を通じた、まさに「食育」です♪