【絵本】『おにぎり』のご紹介【読み聞かせ】

2歳
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絵本情報

★文      平山 英三
 
★絵      平山 和子  

★出版社    福音館書店

★発行日    1981年6月1日

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あらすじ

ごはんをたいて、手のひらに水をつけて、「おにぎり」をつくろう!

…ぎゅっぎゅっ、くるっくるっ…

あつあつごはんの真ん中に、梅干しを埋めて、のりを巻いて、「おにぎり」のできあがり♪

炊きたての「ごはん」から、「おにぎり」ができるまでのプロセスを、丁寧に、そして食べたくなるほどおいしそうに描いています♪

出てくる素材は、「ごはん」と「梅干し」と「のり」だけなのですが、素材をとりまく「ゆげ」の熱さと、それ以上に「手」の温かさと優しいぬくもりが、じんわりと伝わってきます。

「おにぎり」は、ごはんと一緒に「手作り」の「愛情」をも、しっかりにぎって作る、まさに日本人のソウルフードです♪

『くだもの』の平山さんが描く『おにぎり』は、あたたか味のある繊細さと圧倒的な存在感を放っている、隠れた名作です♪




      

Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!

「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。

早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。

絵本を見ながら、子どもと一緒に「エアおにぎり」を作ってみよう♪

「エア」なので、おにぎりの中身は、もちろんお子さんの大好きな具材を入れましょう♪

でき上がったら、みんなで一緒に「いただきま~す♪」…子どもは、パクパクパクと「エアおにぎり」を大喜びで食べますよ♪

「さあ、ごはんが炊けたよ~♪」この言葉から、スタートです!

絵本を見ながら、「手の平に水をつけて、塩をつけて…」とお子さんと一緒に「エアおにぎり」を作りましょう♪

お子さんの好きな具材を入れましょう!

「ぎゅっぎゅっ、くるっくるっ…、のりを巻いて、はい、おにぎりのでき上がり~♪」

でき上がったら、みんなで一緒に「いただきま~す♪」とご挨拶して、「エアおにぎり」を美味しく、パクパクいただきましょう♪

「おにぎり」を作るプロセスを、子どもに見せてみよう!
「ごはん」や「ゆげ」、「うめぼし」なども見せて、できるだけ実物に触れさせましょう♪
そして(離乳食を卒業したお子さんは)、おにぎりを美味しくいただきましょう♪

娘は、おにぎりが大好きです♪

娘に、初めて「おにぎり」作りを見せたのは、娘用の「はじめてのお弁当✨」に、小さな「一口おにぎり」を複数、用意した時です。

まさに、「おべんとう」と「おにぎり」が一緒のデビューの日でした♪

まず娘は、キッチンの様々なツールに釘づけになり、目をまん丸くして「じ~っ」と観察していました。

そのうち「おにぎり」をくるっくるっと丸め始めると、興味深々の目で、嬉しそうに手を伸ばしてきました♪

色々な「おにぎり」を作ってみましょう♪
様々な具材を入れたり、「丸い形」や「たわら型」のおにぎりをつくってみよう!

「おにぎり」には、本当にたくさんの種類がありますね♪

皆さんのご家庭では、どんな「おにぎり」を作られますか?

わが家の「絶対王者」は、やはり「梅干し」に「のり」を巻く、『おにぎり』の絵本そのものです。

そして、大抵はハイキングに持っていくので、定番の「梅干し」の他に、全体をゴマと塩昆布で和えた「たわら型」タイプの「おにぎり」をよく作ります。

わが家は、とにかく良く歩くので、汗をかいた塩分を補う様に、少しだけ塩を利かせた「おにぎり」になっています♪

親子の感想

2歳時の娘
2歳時の娘

「今日は、おにぎりなの? わ~、早く食べたいな~♪」

お母さん
お母さん

娘はまだ3才だというのに、一体いくつもの「おにぎり」を作ったでしょうか?

幼児教室に持っていく「コロコロおにぎり」に、毎日幼稚園に持っていく「おにぎり弁当」。

毎週参加しているボーイスカウトで食べる「おにぎりランチ」に、家族でレジャーシートを敷いて食べるピクニックランチの「おむすび」…♪

こうした「おにぎり」をめぐる風景には、家で食べる日常の食卓にはない、ワクワクする楽しいイベントやみんなでいただく非日常の食事の美味しさと、豊かな時間が流れています。

きっと、私はこれからも、たくさんの「おにぎり」を作ることになるでしょう。

「おにぎり」を作った数だけ、家族の「豊かな思い出」があるのかもしれませんね。

今回ご紹介した本

おにぎり (幼児絵本シリーズ)
ごはんをたいて、手の平に水をつけて、塩をつけて、あつあつごはんをぎゅっ、ぎゅっ。まんなかに梅干をうめて、もう一度ぎゅっ、ぎゅっ。手の中でくるっ、くるっと回して、海苔を巻けば、おにぎりのできあがり。たくさんできた。はい、どうぞ。ご飯の湯気、すっぱそうな梅干し、そしてにぎられたおにぎりの海苔の質感……見るほどに食べたくなっ...
くだもの (幼児絵本シリーズ)
ページを開くと、丸くて大きな緑のすいか。ページをめくると、三日月形に切られた真っ赤なすいかが、お皿にのって現れます。「さあ どうぞ」。その先も、ページをめくるたび、もも、ぶどう、なし、りんごと、子どもたちに身近な果物が、まず丸ごとの形で示され、次に食べやすい形で「さあ どうぞ」と差し出されます。果物のみずみずしさを丁寧...




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