【絵本】『せんにんみかん』のご紹介【読み聞かせ】

年少
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絵本情報

★再話・絵   福知 伸夫 

★出版社    福音館書店

★発行日    2019年1月1日

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あらすじ

伊豆の昔話です。

むかしむかし、沢山の「みかん山」を持つ男がいました。

ある豊作の年、どのみかん山も実をつけているのに、一個の実もつけていない、みかん山がありました。
男は不思議に思い、その「みかん山」を歩いてみると、たった一つだけ大きな実がなっていました。

そのみかんは、男が山に行くたびにずんずん成長し、一抱えもあるほどに大きくなり、とうとう地面についてしまいました。男が「そろそろ、この実をとろう」とすると、中から何やら話し声が聞こえてきました。

男は指で、みかんに穴を開け、中をのぞいてみると…

静岡県在住の「福知さん」が版画に彩色をして、「昔話」を味わい深く表現しています。


      

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この絵本の仙人は、大きな「みかん」に入っていました。
「桃太郎」は、大きな「桃」から生まれましたね。
大きな実には、どこか不思議な力が宿り、何かが入っていそうな気がしませんか?
お子さんに、どんな実に何に入りたいか、その中で何がしたいかを聞いてみましょう♪

娘は、「バナナと、いちごと、桃とぶどう♪」…などと、たくさんの果物を
並べ出し、予想通り「(中に入って)たくさん食べたい~💛」とのことでした。

本文の中で、仙人が楽しんでいた「囲碁」はご存じでしょうか?
分かる範囲で、子どもに教えてあげましょう。

昔話にも登場する「囲碁」はどんな遊びなのかを、子どもに解説しましょう。

紅葉の秋の後は、本格的な冬を迎えます。いよいよ、「みかん」シーズンの到来です♪
ぜひ、ご家族で「みかん狩り(10月上旬~12月下旬)」 に行ってみよう♪ 

娘は、みかんが大好きですが、まだ「みかん狩り」に行ったことがありません…!

みかんがどんな風に生るのかを娘に見せてあげ、もいだみかんを好きなだけ食べさせてあげたい…
いつか、家族で「みかん狩り」に行き、学び楽しみたいと思っています♪

親子の感想

3歳児の年少
3歳児の年少

みかん好きの娘は、表紙の絵を見て、
「おか~さ~ん、はやくこの本、読みたいよ~♪」
「バナナと、いちごと、桃とぶどうの中に入りたいよ~♪」

お母さん
お母さん

幼い頃から、私は本が大好きで、「日本昔話」「世界の童話」「アンデルセン・グリム・イソップ童話」などを片っ端から読んで行った記憶があります。

そして、どこで聞いたのか、私はこのお話を知っていましたが、どんな内容だったかを覚えておらず、早速、図書館で借りてきて、みかん好きの娘と読みました。

…みかんの中に、仙人♪
…そうです! その発想が楽しい上、平和で穏やかなお話でしたね♪

それにしても、あんなにたくさんの本を読んでいたのに、覚えていない本の方が多いとは…と少し寂しく思いつつも、娘にかこつけて、好きな絵本をたくさん読書・再読している日々。娘が絵本を好きになってくれて、本当に嬉しく、ありがたい限りです♪

今回ご紹介した本




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