★作 ごんもり なつこ
★出版社 福音館書店
★発行日 1988年5月1日
あらすじ
野菜や果物の「みどりのみ」きゅうり、そらまめ、おくら…
「とまと みどりのみ?」
「いいえ あかいみ」
「みどりのみ」の合間に「あかいみ」を挟み、最後にそれぞれの断面が、紹介されています。
絵本であることを忘れてしまうくらいに、繊細で写実的に描かれているのに、生命力あふれる温かさが表現されています。
まるで、野菜や果物の『図鑑』様な美しい絵本です…!
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
そして、収穫できる季節や「旬」も合わせて教えましょう!
娘は、野菜が大好きなので、きゅうりやトマト、すいかはすぐに答えられましたが、「そらまめ」や「おくら」は、少々難しかったようです…
「旬」の季節も合わせて伝えれば、「食育」にもつながりますよ♪
絵本の様な「み」の断面を見せてあげた後、美味しくいただきましょう♪
子どもの頭の中を整理するためにも、ぜひ実物に触れさせましょう!
絵本の「み」の掲載ページと、実物の「み」を並べて見せてあげると、子どもは喜びます♪
絵本と並べながら、真ん中から切断して「断面」も見せてあげると、「表皮」と「断面」の違いに興味深々となります。
すると、「わー、どうなってるの~?」と言いながら、断面をくっつけたり、離したりして観察します♪
子どもの好奇心が満たされた後は、美味しく「み」をいただけば、さらに大喜びです…!
お家で、実際に、「トマト」や「おくら」などを育てて、観察するのはいかがでしょうか♪
実物は、どういう風に「み(実)」がなっているのか?
ぜひ、見学させてもらえる畑で、見せていただきましょう♪
わが家では、トマト、おくら、ピーマン等々を育てています。
実際に育てていると、娘がそれまで答えられなかった「おくら」も、きちんと答えられるようになりました!
日々成長する野菜の様子を観察した後は、育てた野菜をいただけるという「おまけ付き」で、食べ物を大切にする「心」が育まれますよ♪
親子の感想


「いちご、パクパク♪ すいか、パクパク~♪」

幸いなことに、祖父の実家では、兼業農家として、様々な野菜を育てているため、娘は祖父の畑を手伝い(遊び?)に、可能な限り行きます♪
娘は、先日も種まきや農作業を手伝いに行き、帰る傍から「また行きたいよ~♪」と何度も何度もせがんでいました…!
トマト、キュウリ、インゲン、玉ネギ、ブロッコリー、ジャガイモ、里芋、さつま芋、白菜、水菜、ほうれん草…
本当に様々な野菜を作っていて、秋にはみんなで「収穫祭」が開催されます♪
種をまいて、手塩にかけてみんなで育てて、美味しくいただく…
このような一連の農作業を通じて、娘は観察するだけでなく、食べ物を大切にする気持ちが芽生えています。
まさに「食育」ですね♪