あらすじ
クヌギの枝の陰から、りっぱな角が出てきました…
「昆虫の王様」かぶとむしです。
かぶとむしは、ゆっくりと力強く枝の上を歩き、木の蜜をなめて、またゆっくりと枝を上り…やがて、大空へと飛び立ちます!
繊細でありながら生命力にあふれたタッチで、写実的で「毛の質感」までもが伝わってくる、まるで美しい『図鑑』様な絵本です♪
Let’s Active Reading!
さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
親子の感想
2歳時の娘
「とべ かぶとむし!!」
お母さん
私が年長の頃、弟と一緒に、オスとメスのつがいの「かぶとむし」を飼っていました。
オスは、寒くなってきた初秋に亡くなりましたが、メスは長生きしてくれて、翌年3月まで生きていました。
「もう少しで、大好きな夏になるよ」と家族みんなで応援していましたが、ある朝、静かに動かなくなっていました。
仲の良いお友達に「今朝、長生きしたかぶとむしが、死んでしまった」と伝えると、「きっと、ジュミョウが終わったんだね」と言われました。
毎朝、かぶとむしに、ご飯(当時は、脱脂綿に砂糖水を含ませたもの)をあげて、「おはよう」ということや、初めて「寿命」という言葉を知ったこと…「かぶとむしの命」は、当時まだ幼かった私に、様々な大切なことを教えてくれました。
今でも、この貴重な体験をさせてくれたメスのかぶとむしには、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回ご紹介した本
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