★文 こさか まさみ
★絵 岡本 よしろう
★出版社 福音館書店
★発行日 2021年6月1日
あらすじ
お兄ちゃんと妹が、海岸に遊びにきました。
砂浜は、まるで大きな砂場です♪
2人は「大きな砂山を作ろう♪」と砂遊びをスタートします。
子どもたちが、試行錯誤を繰り返して、「すなやまトンネル」を作り上げるまでを「ちいさなかがくの目」を通して描いた絵本です。
砂山を作るには、しろい(乾いた)砂が良いのかな? くろい(ぬれた)砂がいいのかな?
貝殻をスコップにすると、ざっくり掘れて良い感じ!
…などなど、「子ども目線」の創意工夫の過程を、一緒に追うことができます。
また、パステルで描かれた優しいタッチの絵は、こどもの手や砂の様子、水の流れなどを丁寧に愛情深く描いていて、知恵を出し合って「考える」楽しさを雄弁に伝えています♪
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
砂に慣れたら、砂山を作ってみよう♪
子どもは、砂遊びが大好きです♪
子どもたちは、園の自由時間を使って、何度も砂遊びをします。
そして、砂に対して水が多いとドロドロになるけれど、水を調節して「濡れた砂」をうまく使うと、くっついて「泥団子」や「山」ができる…
このような経験を通じて、多くのことを学んでいきます。
まさに、「かがくの目」です。
わが家の娘も、保育園で、毎日泥だらけになって、砂遊びを楽しんでいます♪
…母は、毎日泥だらけの服や靴を、必死になって洗濯しています…!
そして、大きな「すなやまトンネル」を作ってみよう♪
子どもにとっては、日頃の「砂遊び」の成果を発揮する時です♪
ぜひ、ご家族一緒に海に出かけ、子どもと一緒に無心になって、大きな大きな「すなやまトンネル」を作ってみよう♪
きっと、ご家族の楽しい「思い出」になりますよ!
親子の感想


「‟すなやまトンネル”に、最後に水を流すところが、おもしろかった♪」
「いつも幼稚園で、‟すな遊び”をしてるよ~♪」

わが家では、今年6月に家族みんなで「潮干狩り」に出かけました♪
お父さんは、一生懸命にアサリを掘り、娘は懸命に「カニ」を集めて遊んでいました♪
そして私は、少し海に入り、木陰でのんびり過ごしました…
と、家族それぞれが思い思いに、楽しめた初夏の「潮干狩り」となりましたが、今から思うと、娘の「砂遊びの日頃の実力(?)」を試すべく、一緒に「すなやまトンネル」を作ってみればよかったなと、思っています…!
来年、海に行った時に、ぜひ「大きな!‟すなやまトンネル”」にチャレンジしてみたいです♪