【絵本】『かさ』のご紹介【読み聞かせ】

2歳
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絵本情報

★作    松野 正子

★絵    原田 治

★出版社  福音館書店

★発行日  1985年6月1日

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あらすじ

雨が降っています。

赤いかさ、黄色いかさ、青いかさ、透明なかさ、大きいかさ・・・

外では子供たちが、様々な傘をさしていたり、さしていなかったり、かさで遊んでいたり…

それぞれが思い思いに、雨や「かさ」を楽しんでいます♪

赤いかさの女の子は、「かささして かえろう」と、みんなにバイバイした後に、白い犬に出会います。

「かさがないの? いれてあげる」

犬をそっと、かさに入れてあげます。

雨の日に、まるで鮮やかな「かさ」のお花が咲いたかの様な、ポップでキュートなイラストは、原田治さんの手によるものです♪

      

Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!

「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。

早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。

「このかさの色は、何色?」と、「かさ」の色を聞いて、確認しながら、読み進めよう♪

子どもは、雨の日が大好き♪

いつもと違う「非日常」感が漂う雨の日は、「長ぐつ」や「レインコート」、それに「かさ」などの楽しいレイン グッズが、いっぱいあるから♪かもしれません。

この絵本では、カラフルな「かさ」を際立たせるために、登場する子どもたちはみんな、モノトーンのお洋服を着ています。

鮮やかな色の「かさ」を通して、基本の「色」を学ぶことができますよ♪

みえちゃんの「みえる」かさは、「白」ではないよ!!
「見えるかさ=ビニールの傘」の実物を見せ、無色「とうめい」を体感してみよう♪

娘に「みえちゃんのかさの色は、何色?」と尋ねると、いつも「しろ~!」と答えていましたが…いえいえ、向こう側が透けて見える、みえちゃんのかさは、無色「とうめい」のビニール傘、なのです!

そこで、娘に実物のビニール傘を開いて見せると「ほんとだね~! おかあさんが見えちゃうね~♪」と、傘越しに、にっこり♪

ぜひお子さんに、みえちゃんの「みえる」かさ=ビニール傘を見せてあげてください!

ビニール傘を持った反応が、とっても楽しいですよ♪

そして、色が無い、無色「とうめい」という言葉も、伝えてみましょう♪

『かさ』の絵本をアクティブ リーディングした後は、子どもといろいろな「かさ」を見に(できれば、買いに!)、でかけよう♪

雨の日と、楽しいレイングッズが大好きな子どもたち♪

梅雨の合間に、親子でぜひ、「かさ」売り場に足を運んでみましょう♪

私たちが思っている以上に、「かさ」には、いろいろな種類や、いろいろな大きさがありますよ!

子ども用の小さな傘から、大人用の大きな傘、男性用に女性用、2つに折りたたむ傘に3つに折りたたむ傘、日傘に晴雨兼用の傘、骨が16本もあるしっかりした傘、持ち手が真っすぐな傘、オシャレな傘、カッコイイ傘、かわいい傘、傘、傘の波…色々な「かさ」を実際に見てみたら、お子さんはどんな「かさ」が好きか? なぜ、その「かさ」が好きなのか? を聞いてみましょう。

そして、もしも可能でしたら、お誕生日や、何かをがんばったプレゼントなどに、お気に入りの「かさ」をプレゼントしてみては、いかがでしょうか♪

子どもがとっても喜ぶこと、必至!ですよ♪

親子の感想

2歳時の娘
2歳時の娘

あおいかさ~♪

お母さん
お母さん

2歳当時、「かさ」を持っていなかった娘は、何度もこの絵本の読み聞かせをリクエスト♪

きっと、「かさ」が、娘のあこがれのレイングッズだったに違いありません♪
読み聞かせの後は、いつも娘に「どの色のかさが好き?」「どんな、かさがほしい?」と聞いていました。

すでに、色が答えられるようになっていた娘は、いつも決まって「あおいかさ~♪」と言っていました!

子どもは、雨の日が大好きです♪
娘が2才の梅雨の頃、何度もこの絵本の読み聞かせをリクエストされました。

当時、娘は、「スヌーピーのレインコート」と、お気に入りの「虹色の長ぐつ」を持っていましたが、「かさ」は持っていませんでした。

元気な娘が「かさ」を振り回して、お友達にケガをさせないように…との配慮から、私はもう少し大きくなってから「かさデビュー」させよう、と考えていたからです。

お友達が、「はらぺこあおむし」の赤いかさや、リボンのついた可愛いかさを持っているのを見て、娘は自分の「かさ」が欲しかったに違いありません。
でも娘は、「かさがほしい~」とは言わずに「このほん、よみた~い!」と『かさ』の絵本を何度も私に、リクエストしました。

娘はきっと、この絵本に描かれている様々な「かさ」を通して、自分のあこがれの「かさ」を色々と想像していたのでしょう♪

さて、3才になったある日、知り合いから「水色地にピンクのお花」が描かれている、かわいい「かさ」をいただきました♪
ずっと、あこがれていた「かさ」を娘に手渡すと、ぱっ!とお花が咲いたように、にっこり笑顔になりました♪

外は晴天でしたが、娘はとっても嬉しそうに、何度も何度も「自分だけの小さなかさ」を開けたり、閉めたりしていました♪
そして、いよいよ雨の日になりました。

早速、娘は、水色のお花の「かさ」をさして、外に出ました♪
すれ違う近所の人やお友達に「わたしのかさは、お花のかさだよ~」と、嬉しそうに、楽しそうに、何度も話しかけていました♪

この絵本の表紙を見ると、そんな「かさ」のエピソードを思い出します。

今回ご紹介した本

かさ (幼児絵本シリーズ)
雨の日も大好き、かさをさせるから! 小さい子どもたちの、そんな気持ちにぴったりの絵本。はずむ言葉と美しい色の絵で、かさをさして歩く楽しさを描きます。





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