あらすじ
雨が降っています。
赤いかさ、黄色いかさ、青いかさ、透明なかさ、大きいかさ・・・
外では子供たちが、様々な傘をさしていたり、さしていなかったり、かさで遊んでいたり…
それぞれが思い思いに、雨や「かさ」を楽しんでいます♪
赤いかさの女の子は、「かささして かえろう」と、みんなにバイバイした後に、白い犬に出会います。
「かさがないの? いれてあげる」
犬をそっと、かさに入れてあげます。
雨の日に、まるで鮮やかな「かさ」のお花が咲いたかの様な、ポップでキュートなイラストは、原田治さんの手によるものです♪
Let’s Active Reading!
さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
親子の感想
あおいかさ~♪
2歳当時、「かさ」を持っていなかった娘は、何度もこの絵本の読み聞かせをリクエスト♪
きっと、「かさ」が、娘のあこがれのレイングッズだったに違いありません♪
読み聞かせの後は、いつも娘に「どの色のかさが好き?」「どんな、かさがほしい?」と聞いていました。
すでに、色が答えられるようになっていた娘は、いつも決まって「あおいかさ~♪」と言っていました!
子どもは、雨の日が大好きです♪
娘が2才の梅雨の頃、何度もこの絵本の読み聞かせをリクエストされました。
当時、娘は、「スヌーピーのレインコート」と、お気に入りの「虹色の長ぐつ」を持っていましたが、「かさ」は持っていませんでした。
元気な娘が「かさ」を振り回して、お友達にケガをさせないように…との配慮から、私はもう少し大きくなってから「かさデビュー」させよう、と考えていたからです。
お友達が、「はらぺこあおむし」の赤いかさや、リボンのついた可愛いかさを持っているのを見て、娘は自分の「かさ」が欲しかったに違いありません。
でも娘は、「かさがほしい~」とは言わずに「このほん、よみた~い!」と『かさ』の絵本を何度も私に、リクエストしました。
娘はきっと、この絵本に描かれている様々な「かさ」を通して、自分のあこがれの「かさ」を色々と想像していたのでしょう♪
さて、3才になったある日、知り合いから「水色地にピンクのお花」が描かれている、かわいい「かさ」をいただきました♪
ずっと、あこがれていた「かさ」を娘に手渡すと、ぱっ!とお花が咲いたように、にっこり笑顔になりました♪
外は晴天でしたが、娘はとっても嬉しそうに、何度も何度も「自分だけの小さなかさ」を開けたり、閉めたりしていました♪
そして、いよいよ雨の日になりました。
早速、娘は、水色のお花の「かさ」をさして、外に出ました♪
すれ違う近所の人やお友達に「わたしのかさは、お花のかさだよ~」と、嬉しそうに、楽しそうに、何度も話しかけていました♪
この絵本の表紙を見ると、そんな「かさ」のエピソードを思い出します。