あらすじ
京都の山あいの小さな「ひやしあめや」さんで働く、やかんの「ひゃーちゃん」。
ある夏の日、「ひやしあめや」のおばちゃんが外出するため、 「ひゃーちゃん」 は店番を頼まれました。
ところが、お友達のお母さんが熱を出し、助けに行く途中でやかんのふたを失くしたり、お財布で転んだり、おじさんに絡まれたり…
次々に「ひゃーちゃん」はアクシデントに見舞われます…!
さて、元気で優しい 「ひゃーちゃん」 は、どうやって乗り越えていくか?
ストーリー展開にドキドキしながら、読み進めることができます。
そして、お話し全体が「関西弁」で語られており、多様な文化を体感できます♪
「色鉛筆」のような素朴なタッチで、やかんの「ひゃーちゃん」や登場人物たちが、丁寧に可愛らしく描かれており、元気をもらえる楽しい絵本です♪
Let’s Active Reading!
さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
親子の感想
3歳児の娘
「ひゃーちゃん、かわいいね~♪ ひやしあめってなーに?」
お母さん
今回の「読み聞かせ」は、娘にとって初めて標準語以外の方言に触れるものとなりました。
毎日2ページずつ、方言を少しずつ解説しながら、「関西弁」の言葉のシャワーを娘に浴びせかけましたが、いつもと違うイントネーションがとても楽しいらしく、「もう一回♪」と何度もリクエストされました♪
日本の方言は、140種類以上と言われています。
方言のベースには深く豊かな文化が広がっています。
娘がもう少し大きくなったら、折に触れて、他の方言で語られている絵本も「読み聞かせ」をしたいと思っています。
今回ご紹介した本
ひゃーちゃんの まかしといてんか!
京都の小さなひやしあめ屋さんで働くやかんのひゃーちゃんは元気で明るくお人好し。 ある夏の日、店番をひとりでしていたひゃーちゃんのもとにお友達からSOS!これは僕が助けにゃあかん。まかしといてんか! 冷たくて美味しい冷やし飴をおなかにいっぱいいれて、店番を気にしながらもひゃーちゃんは助けに走り出します。しかし、転んだり、...