【絵本】『ひゃーちゃんのまかしといてんか』のご紹介【読み聞かせ】

年少
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絵本情報

★作     みかよ
        
★絵     かどの まりこ     

★出版社   木木舎

★発行日   2021年8月8日

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あらすじ

京都の山あいの小さな「ひやしあめや」さんで働く、やかんの「ひゃーちゃん」

ある夏の日、「ひやしあめや」のおばちゃんが外出するため、 「ひゃーちゃん」 は店番を頼まれました。

ところが、お友達のお母さんが熱を出し、助けに行く途中でやかんのふたを失くしたり、お財布で転んだり、おじさんに絡まれたり…

次々に「ひゃーちゃん」はアクシデントに見舞われます…!

さて、元気で優しい 「ひゃーちゃん」 は、どうやって乗り越えていくか?

ストーリー展開にドキドキしながら、読み進めることができます。

そして、お話し全体が「関西弁」で語られており、多様な文化を体感できます♪

「色鉛筆」のような素朴なタッチで、やかんの「ひゃーちゃん」や登場人物たちが、丁寧に可愛らしく描かれており、元気をもらえる楽しい絵本です♪



      

Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!

「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。

早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。

まずは、「関西弁」を意識して、「読み聞かせ」をしてみよう♪

ほとんどの絵本が標準語で書かれていますが、この絵本は「関西弁」で語られています。

「むかしばなし」を彷彿させる、方言を駆使した絵本です。

わが家の娘にとっては、初めての「関西弁」の「読み聞かせ」です。

方言の解説を加えながら、少しずつ「読み聞かせ」をすると、娘はそれが面白いらしく、何度も「もう一回」とリクエストされました♪

この絵本の主人公「ひゃーちゃん」が売っているのは、「ひやしあめ」♪
「関西特有」の夏の風物詩なので、ぜひお家で作って、飲んでみよう♪

関東では、ほとんどなじみのない「ひやしあめ」

この絵本の内容に関わる、大切なキーワードなので、ぜひ手作りの「ひやしあめ」を作って、家族みんなで味わってみよう♪ 

親子の感想

3歳児の娘
3歳児の娘

「ひゃーちゃん、かわいいね~♪ ひやしあめってなーに?」

お母さん
お母さん

今回の「読み聞かせ」は、娘にとって初めて標準語以外の方言に触れるものとなりました。

毎日2ページずつ、方言を少しずつ解説しながら、「関西弁」の言葉のシャワーを娘に浴びせかけましたが、いつもと違うイントネーションがとても楽しいらしく、「もう一回♪」と何度もリクエストされました♪

日本の方言は、140種類以上と言われています。

方言のベースには深く豊かな文化が広がっています。

娘がもう少し大きくなったら、折に触れて、他の方言で語られている絵本も「読み聞かせ」をしたいと思っています。

今回ご紹介した本

ひゃーちゃんの まかしといてんか!
京都の小さなひやしあめ屋さんで働くやかんのひゃーちゃんは元気で明るくお人好し。 ある夏の日、店番をひとりでしていたひゃーちゃんのもとにお友達からSOS!これは僕が助けにゃあかん。まかしといてんか! 冷たくて美味しい冷やし飴をおなかにいっぱいいれて、店番を気にしながらもひゃーちゃんは助けに走り出します。しかし、転んだり、...







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