★作 グリム
★監修 渡辺 弥生
★出版社 成美堂出版
★発行日 2020年7月1日
あらすじ
むかしむかし、森のそばに、貧しい木こりの家族が住んでいました。
木こりの家族は、お父さんとお母さん、兄のヘンゼルと妹のグレーテルの兄弟でした。
いよいよ食べ物が底をつき、「子どもたちを森にすてるしかない」と判断した両親は、ヘンゼルとグレーテルを森の奥に置き去りにしました。
しかし、置き去りにされる前日に、その話をこっそり聞いていたヘンゼルは、帰路への目印にパンくずを落としながら歩いていました。
早速、目印のパンくずを探しましたが、パンくずは森の小鳥たちに食べられてしまい、帰り道が分からなくなってしまいました。
森の中をさ迷い歩き、疲れ切った兄弟の前に現れたのは、ナント! お菓子でできた家♪
2人は夢中でお菓子の家を食べましたが、その家は、実は恐ろしい魔女の家でした!
魔女は、ヘンゼルを小屋に閉じ込め、太らせて食べてしまおうと考えていましたが、賢いヘンゼルは、目の悪い魔女に「指の骨」で太り具合を確認される時、鳥の骨をつかませていました。
しびれをきらした魔女は、グレーテルに「鍋で煮て食べるからお湯を沸かしな」と命令しました。
グレーテルは、かまどを覗き込んだ魔女にこっそり近づき、背中をどんと押しました。
こうして、ヘンゼルとグレーテルは魔女の家を抜け出し、無事に家に帰りました。
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
子供がイメージする「お菓子の家」は、お菓子やハート、ぐるぐる巻き…がたくさん出てくる、楽しい家です♪
子どもと一緒に、クレヨンで自由に描いてみましょう!
①まずは、色々な種類のパーツのお菓子(ドーナツ、アイスクリーム、クッキー)を描いて、切り取ってみよう♪
②箱でお家を作る、または「おもちゃの家」をお持ちの方はそちらを活用し、①のパーツのお菓子をセロテープでペタペタ張り付けて、「お菓子の家」を完成させよう♪

娘と一緒に「お菓子の家」を作ってみました♪
ドーナツやアイスクリーム、クッキー、キャンディー…など、色紙やクレヨン、セロテープ等を駆使して、「キャーキャー」言いながら、楽しそうに色を付けていました♪
「3~6歳位は、聴く力(聴覚)が急激に発達する時期なので、本物の良い音楽をたくさん聴かせた方が良い」と、耳にしたことがあります。
「0歳からのコンサート」や「親子で楽しむ名曲コンサート」など、幼児でも名曲に触れるチャンスはあります♪
本物のオペラに触れたり、楽器(ピアノやオーボエ、バイオリンなど)を教えてもらったり、みんなで一緒に「手遊び」やダンスを踊ったり…
子どもを飽きさせない、楽しい音楽&時間が、てんこ盛りです♪
ぜひ、ご家族で楽しいステキな音楽を聴きに行ってみませんか?
親子の感想


「お菓子のおうち、上手にできたね~♪」
「魔女コワイ~…」

数えてみれば、わが家では年に一度のペースで、娘を音楽会に連れて行っています。
🌼0歳…0歳からのクリスマスコンサート
🌼1歳…0歳からのパーカッション・アンサンブル
🌼2歳…打楽器コンサート(5組限定)
🌼3歳…こどもオペラ「ヘンゼルとグレーテル」
いずれの「音楽会」も、楽しく思い出深いものでしたが、特に楽しかったのは「(5組限定)打楽器コンサート」でした♪
5組限定だったので、ドラムやウィンドチャイム、ビブラフォンなどを直接演奏させていただいたり、オーシャンドラムを下から見せていただいたり…と、終始、娘は大コーフンでした♪
その時、演者の方から「3~6歳位は、聴く力(聴覚)が急激に発達する時期なので、本物の良い音楽をたくさん聴かせた方が良い」と伺ったのです♪
それからは、実家のピアノをわが家に運ぶなど、娘が「いつでも、楽器や音に触れられる」環境を意識して整えるようになりました。
コロナ禍では、「音楽会」やコンサートの開催などが難しい状況ですが、落ち着いたら、ぜひご家族で「音楽会」に出向き、感動を共有してステキな思い出をたくさん作っていただきたいと思います。
今回ご紹介した本
