★作 さとう わきこ
★出版社 福音館書店
★発行日 1990年2月1日
あらすじ
「きょうみたいなひは、 ストーブに あたって あみものをしたり、 ひるねしたりすのが いちばんさ」
雪が降る寒い日、ばばばあちゃんがストーブにあたって編み物をしていると、動物たちが寒い寒いといって、部屋に入ってきました。
「うひゃあ、ぶるるん、さむいよう。おいら こおっちゃう。」
ばばばあちゃんは、寒がる動物の子ども達を見かねて、体を動かして、体を温めるために、あることを提案します。
…それは、ベッドを使って、トランポリン遊びをすることでした。
しかし、みんなでトランポリン遊びをしていると、ベッドの脚が折れてベッドが壊れてしまいます。
それでも、ばばばあちゃんは、めげることなく、壊れたベッドを大きなソリとして、新たな遊び道具に変えます。
大きなソリと化したベッドを外に持ち運び、みんなで雪の中を駆け下りていきます。
真冬でもばばばあちゃんは、元気に子どもたちと一緒に遊びます。最後のオチは、なんだかホッとします。
Let’s Active Reading!

ベッドが折れたら、ばばばあちゃんは、大きなソリにしてしまいました。
とても発想力があるアイデアです…!
みなさんだったら、どのようにしますか?
お父さんお母さんと一緒に、話し合ってみましょう♪
ばばばあちゃんは、みんなで大きなソリ遊びをしていました。
みなさんだったら、どのような遊びをしますか?
家にいますか?外に出ますか?
…娘は、「雪だるまをつくる!」と張り切っていました♪
親子の感想


雪がいっぱい!いいな~、雪だるま作りたい!

ちょうどこの絵本を読み聞かせていた日、わが家では雪が舞っていました。
翌朝は、うっすらと雪が積もり、今シーズン初めての雪でした。
娘は、雪が舞う外を横目に、雪遊びへの想いを募らせて、楽しみながら読んでいました。
大人であれば、雪は「大変なもの」と思いますが、子どもにとってはワクワクする遊び道具。
大人でも、災害にならない程度の雪であれば、楽しめる余裕を持ち合わせたいものです。