あらすじ
森の中に、大きな布団がありました。
「だれのかな・・・」
ライオンがその布団を見つけると、不思議に思いつつも、その布団に入ってみます。
「ふかふか おふとん いいきもち! 」
そこへ、次から次へと様々な動物たちがやってきます。
ワニ、ぶたの兄弟、キツネ、ゴリラの親子、カバ、羊、馬、ウサギ・・・
みんな幸せそうに、ぐうぐう寝ています。
しかし、ここで、誰かが、みんなの布団を取って、寝始めました。…それは、体の大きな、ゾウでした。
みんなが寝ているにもかかわらず、知らず知らずのうちに布団を引っ張って寝てしまったのです。
それでも、動物たちは仲良く、みんなで幸せそうに寝てしまいます。
動物たちは、それぞれ布団を取り合って喧嘩をすることもなく、幸せいっぱいに一つの布団で寝ています。それは、平和でのんびりした様子で、読んでいる誰もが、穏やかな気持ちになれる絵本です。
Let’s Active Reading!
親子の感想
3歳児の娘
ゾウさん、ねているね~
お母さん
一つのものをみんなで奪い合うことなく、みんなで一緒に使っていく。
特に小さな子にとって、「譲る」「一緒に使う」ということはなかなか難しいことです。
この絵本では、みんなで仲良く使うことの大切さを学ぶことができます。
相手の気持ちに寄り添うことは、教えてもなかなか習得しにくいものです。
このような絵本を通して、子どもには、優しい気持ちを持ってもらいたいものですね♪
今回ご紹介した本
もりのおふとん (幼児絵本シリーズ)
森の中に大きな布団がありました。ライオンがやってきて、「だれのかな……?」。ライオンは布団に入ってみました。「ふかふか おふとん いいきもち! 」。動物たちが次々やってきて、布団に入ります。「ふかふか おふとん いいきもち! 」。みんなが気持ちよく寝ていると、誰かが、ずるずる~っ! と布団を引っ張ります……。思わぬハプ...