★文 八百板 洋子
★絵 ナターリヤ・チャルーシナ
★出版社 福音館書店
★発行日 2018年3月1日
あらすじ
夕方の森の中を歩いていた、はりねずみ一家。
その中の一番ちいさなはりねずみは、みんなから離れて冒険に出てしまいます。
「あっちをフンフン、こっちをフンフン。」
すると、途中で出会ったのは、「いぬ」。
喉が渇いていたところで、はりねずみは、「いぬ」に川に流れる水の飲み方を教わります。
「いぬ」と別れ、また冒険を続けます。
「きつね」に襲われたりするも、「あらいぐま」には、家族分のさくらんぼをお土産にもらったり、森の中の出来事をワクワクさせながらストーリーが進んでいきます。
森の中にいる、植物や動物たちを、とても鮮やかに、大変美しい絵で描かれた絵本。子どもに読み聞かせをするのはもちろん楽しめますが、大人にとっても、美しい絵に癒されるはずです。
Let’s Active Reading!

ちいさなはりねずみにとって、今回の冒険はどのように感じたでしょうか。
…少し難しい問題ですが、お父さんお母さんと一緒に、考えてみましょう♪
優しい動物もいれば、怖い動物もいましたね。
そして、森の中には、たくさんの動物や植物があったことも分かりますね。
…他にも、たくさん気付いたことを、お父さんお母さんと話し合ってみましょう♪
皆さんの身近な森はどこでしょうか。
地域柄、近くに森がなければ、少し足を伸ばして、森まで行ってみましょう♪
森には、どのような動物がいますか?どのような植物がありますか?
…ぜひ、調べてみましょう♪
親子の感想


はりねずみ、かわいい~♪
あらいぐまは優しいね~♪さくらんぼをくれたよ♪

絵者のナターリヤ・チャルーシナさんの絵は、 驚くほど絵が美しいです…!
家の玄関に絵を飾りたいくらいに思います。
絵本を読んでいると、まるで森の中に迷い込んだかのよう。
生き物や植物たちは、すぐ目の前にいるかのように思えます。
何度も繰り返し読んでも飽きない一冊です♪