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小学生にも伝わる防災教育|親子でできる家庭訓練

防災・減災
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はじめに:防災教育は「今すぐ始める」べき家庭の学び

「災害大国」とも言われる日本。地震・津波・台風・豪雨・土砂崩れ・火災・火山噴火など、自然災害の種類も頻度も世界でも有数の国です。そんな環境に生きる私たちにとって、防災教育は「学校任せ」ではいけません。とくに小学生のうちは、親が主体的に取り組むことで、防災に対する意識と行動力が身につきます。

本記事では、

  • 小学生にも理解できる防災教育の伝え方
  • 親子でできる具体的な訓練・備え
  • 日常に自然に溶け込ませる家庭防災の習慣
  • 学校教育との連携のヒント
  • 災害発生時に「本当に役立つ子」に育てる考え方

など、丁寧に解説していきます。


第1章:防災教育の本質は「自分で考えて行動する力」

防災教育とは単に避難経路を覚えることではありません。

むしろ、次のような力を身につけるための教育です。

  • なぜその行動が必要なのかを理解する力
  • 状況に応じて判断を変える柔軟性
  • 正しく恐れ、冷静に動ける思考力
  • 他人を思いやり、協力する心

このような「生きる力」を育てることが、真の防災教育であると私たちは考えます。


第2章:小学生に伝えるための5つの工夫

小学生、とくに低学年では抽象的な説明が通じにくいものです。そこで、以下の工夫を加えることで、理解と記憶が定着しやすくなります。

  1. 絵本・動画を活用する
    • 『クレヨンしんちゃんの防災絵本』など、親しみのあるキャラを活用。
    • YouTubeの子ども向け防災クイズ動画も効果的。
  2. ロールプレイ形式で「ごっこ」する
    • 「地震が来た!」→ダイニングテーブルの下へ
    • 「津波警報が出た!」→2階へ避難
  3. 感情と結びつける
    • もし大好きなおばあちゃんが地震に巻き込まれたら?
    • 命を守る大切さに共感してもらう
  4. 日常の風景と結びつける
    • 通学路にある電柱やブロック塀が「倒れる可能性があるもの」として見えるように。
  5. 「いつもと違う日」を意識させる
    • 雨が強い日、風が強い日など、「今日はどう行動したら安全かな?」と日々問いかける。

第3章:親子でできる実践的な家庭防災訓練

🔶1. 毎月1回の「家庭避難訓練」
  • やること
    • 家にいるとき→安全な場所へ避難する訓練
    • 買い物中→連絡手段と集合場所の確認
  • ポイント
    • 実際に「本番」を意識して行う。
    • 玄関が使えないと仮定して別の出口から避難する。
🔶2. 「災害が起きたらどうする?」会話を毎週1回
  • 例題
    • 地震でエレベーターに閉じ込められたらどうする?
    • 学校から一人で帰る途中で大雨になったら?
  • 目的
    • 頭の中でシミュレーションすることで、行動の選択肢を増やす。
🔶3. 非常食の試食・入れ替え日
  • 毎月「防災の日」を家庭で決める。
  • 備蓄しているレトルトや缶詰を実際に食べてみる。
  • 賞味期限チェック→入れ替え。
  • 子どもと一緒に「これなら美味しく食べられるね」と意見交換。
🔶4. 防災リュックを一緒に整える
  • リストを見ながらチェック
    • 子どもの靴、懐中電灯、ホイッスル、常備薬、トランプ、予備の眼鏡など
  • 実際に背負ってみる・歩いてみる
    • 子どもが背負える重さか?持ちやすいか?
🔶5. 「防災おでかけ」学習
  • 週末に親子で防災館や災害遺構に出かける
  • おすすめスポット:
    • 本所防災館(東京都)
    • 野口英世記念館(福島・猪苗代)※火災や感染症学習に

第4章:日常に溶け込む「ゆる防災」のすすめ

本格的な訓練も重要ですが、普段の生活に自然と防災を取り入れることが、もっとも継続しやすく、効果的です。

✔ 朝の「天気チェック」習慣
  • 毎朝、天気予報を見て「傘は必要?」「警報は出てない?」を親子で確認。
✔ 通学路の安全点検を遊び感覚で
  • 危険な場所に「×マーク」をつけるゲーム形式に
✔ 読書時間に「防災絵本」を1冊ずつ
  • 月に1冊ずつ親子で読んで感想を話し合う
✔ 防災クイズで「防災王」選手権
  • 家族で競うクイズ形式(問題例はご要望があれば作成可能)

第5章:いざという時「子どもだけで助かる力」を

親がそばにいない時間も、子どもが安全に行動できることが最終目標です。

▶ 具体的に育てたい力
  • 状況を冷静に把握する力
  • 正しい情報を選びとる力(デマに惑わされない)
  • 助けを求める力(声を出せる、助けてと言える)
  • 人を助ける力(小さな子を連れて動く判断)
▶ 日常でできる工夫
  • 「どこにいた?誰がいた?どう感じた?」を毎日聞くことで観察力と思考力が育つ
  • 子どもに「どうしたらよかったと思う?」と問いかける

第6章:学校との連携も防災教育の柱に

家庭だけではカバーしきれない場面もあるため、学校との連携も意識しておくべきです。

  • 通学路で危険を感じた場所→連絡帳などで学校へ共有
  • 学校の避難訓練日を確認→その日の振り返りを家庭でも
  • 学校指定の防災グッズ(防災頭巾など)は早めに準備

また、PTAなどで「防災をテーマにした学級会」などを提案することも一つの方法です。


第7章:おすすめ防災グッズ・書籍

🔶 子ども向け防災リュック

👉 子供用防災セット 防災士監修 リュック 7年保存パン
👉 🔶 おすすめの書籍

📗 全災害対応! 子連れ防災BOOK
📘 親子でかんがえよう! 防災クイズずかん
📘 クレヨンしんちゃんの防災コミック 地震だ!その時オラがひとりだったら

🔶 災害時にも使えるポータブルトイレ・簡易寝袋

👉 簡易トイレ 災害用 15年保存 携帯トイレ

🔶 災害対応のレトルト食品セット

👉【非常食 保存食 備蓄 防災】 カゴメ 野菜たっぷりスープギフト

おわりに:防災は「命を守る教養」

学歴や偏差値では測れない「命を守る力」。それこそが、いまの日本の子どもたちにもっとも必要な“教養”ではないでしょうか。

親ができることは、子どもに正しい知識を与え、実際に行動できるような環境を整えることです。

「うちの子は防災意識が高い」ではなく、

「どんな状況でも、落ち着いて行動できる子に育ってほしい」

この願いが、私たちの家庭防災教育の原点であるべきだと、心から感じています。

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