― 脳に汗をかく夏。間違いと戦い抜く日々 ―
2025年7月20日から始めた『トップクラス問題集 算数』。
全177ページのうち、本日で115ページに到達しました。
残り62ページ。目標は8月24日までの完走です。
数字にすれば淡々とした進捗のように見えますが、この一週間はただ「進む」だけの学習ではありませんでした。
むしろ、立ち止まり、振り返り、同じ問題に何度も挑み続ける――そんな日々でした。
1. 間違えた問題を“とことん”やり抜く
今週は、新しいページよりも「間違い直し」が主役でした。
ただし、一度解き直して終わりではありません。10回近く間違えた問題すらあります。
「どうして間違えたのか」「自分はどこで考え違いをしたのか」――その原因を突き止めるために、何度も何度も同じ問題に挑みます。
机に向かう娘は、まるでマラソンを走り続けるランナーのよう。
途中で息が切れても、水を飲んで再び走り出す。
脳みそに汗をかくような感覚――これが今週の学習でした。
2. 親は答えを“持っているけれど渡さない”
どうしても行き詰まると、私が隣に座ります。
一緒に図を描き、数字を確認し、条件を整理する。
けれども、ここで私が解答を言うことはありません。
あくまでも最後の一歩は本人が踏み出す――それが我が家のルールです。
なぜなら、答えをもらった瞬間の安心感は一時的なものに過ぎません。
しかし、自分の力で答えをひねり出した経験は、深く脳に刻まれ、二度と忘れません。
だから私は、あえて言わない。あえて待つ。
この「待つ時間」こそが、親にとって最大の忍耐と愛情の試練です。
3. 笑顔の瞬間、そして次の挑戦
長い沈黙のあと、娘の手が止まり、顔がパッと上がります。
「できた!」――その声と同時に、笑顔がはじける瞬間があります。
やっとの思いでたどり着いた解答。その顔は、努力をやり遂げた誇らしさでいっぱいです。
けれど、その余韻は長くは続きません。
すぐに彼女は次の問題へ向かっていきます。
次はまだ解けていない、あの難関へ――その背中にはためらいがありません。
4. 猛暑の日本で、もっと熱い心
この一週間、日本列島は40℃を超える猛暑が続きました。
しかし我が家のリビングには、それ以上に熱い空気が漂っていました。
机の前で、額にうっすら汗をにじませ、鉛筆を握りしめる娘の姿。
エアコンの冷気など、彼女の心の温度を下げることはできません。
きっと、日本のどこかにも、同じように算数の難問と格闘している子がいるはずです。
互いの存在を知ることはなくても、その熱量は見えない糸でつながっている。
娘は、そんな仲間たちを心の中で思い描きながら、今日も机に向かいます。
彼女の心は40℃では収まらない――もっと熱いハートで燃えています。
未来に向かって、その炎を絶やすことなく、今日も走り続けるのです。
5. 残り16日、最後まで走る
あと16日で62ページ。
計算上は1日4ページ弱ですが、間違い直しや復習を挟めば、日ごとの進度は予定通りにはいかないでしょう。
それでも、この夏を駆け抜ける覚悟はできています。
ゴールを迎えるとき、娘はきっと今とは違う顔をしているはずです。
それは「やり遂げた」という自信と、「自分で考えた」という誇りが混ざり合った顔。
私はその瞬間を見るために、明日も、あさっても、彼女の隣で問いかけ続けます。
📌 親としての覚え書き
- 答えは渡さず、プロセスを大事にする
- 間違いは「弱点」ではなく「鍛える部位」
- 笑顔の瞬間を次の挑戦へのエネルギーに変える
- 学びは、脳に汗をかいた分だけ深く残る

