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小学生の「16時半からの戦い」 ―帰宅後の宿題ラッシュと、どう付き合っていくか

中学受験の戦略(低学年〜)
この記事は約6分で読めます。

学校から帰ったあと、どう過ごすか――
ここが、1日の“第2ラウンド”ですよね。

ランドセルを置いた瞬間に電池切れ。
でも、ここから宿題・オンライン授業・問題集…とフルコース。
親としては「どうやって時間と体力を配分するか」が、毎日のテーマだと思います。

今回は、
「16時半に帰宅する低学年の子が、宿題+αを回していくリアルな夕方」
を、わが家のケースをベースにまとめてみます。


1.16:30 帰宅 まずは「制服オフ」とスイッチ切替

わが家は、学校から帰ってくると家に着くのは 16時半ごろです。

  • ただいま
  • 手洗い・うがい
  • 制服から私服へ着替え

ここまでは“自動的にやること”として、ほぼルーティン化しています。

帰宅直後のポイント

  • 「着替えたら机に行く」 までを一つの流れにしておく
    → 「着替えたらテレビ」「着替えたらダラダラ」が習慣化すると、そこから引き戻すのに親子のエネルギーを使ってしまいます。
  • 着替え中や片づけのタイミングで、
    「今日どうだった?」「何が一番おもしろかった?」と
    一言だけ今日の話を聞く
    長話はしない。あくまで“学校モード → 家モード”の切り替えの合図くらいのイメージです。

2.16:40〜 宿題タイムのリアル

わが家では、帰宅後すぐに宿題に取り組みます。

内容はだいたいこんな感じです。

  • 国語と算数の問題集(日ごとに交互
  • ちょっとした日記
  • 漢字練習
  • 九九の声出し
  • 音読

正直、宿題だけでもかなりボリュームがあります。
ここをいかにスムーズに終わらせるかが、オンライン授業や「最レべ」「スーパーエリート問題集」に回せる時間を増やせるかどうかの分かれ目になります。

わが家の「宿題の順番」

だいたい、こんな流れで回しています(一例):

  1. 計算・算数 or 国語の問題集(集中力があるうちに終わらせる)
  2. 漢字練習
  3. 九九の声出し
  4. 音読
  5. 日記(時間が押したときは短くまとめる)

「頭を一番使うもの → 作業系 → 声を出す系」という流れにしておくと、
集中の波に合いやすい感覚があります。


3.眠気との戦い:低学年の“夕方の壁”

学校から全力で帰ってきて、16時半。
そこから机に向かうと、当然のように出てきます。

宿題の最中にウトウト…。

これは、もう“気合い”の問題ではなく、
年齢と体力の問題でもあります。

「眠気と戦わせる」のではなく「付き合い方を決める」

いくつか、現実的な手を決めておくと楽になります。

① ミニ休憩を“ルール化”する

  • 問題集が1ページ終わったら、3分だけ立ち歩き休憩
  • ストレッチをする、窓の外を一緒に見る、トイレに行く…など

「ウトウトしてから休憩」だとダラダラしがちですが、
**“一区切りごとに短い休憩”**は、むしろ効率アップになります。

② 「途中で5分だけ目をつぶっていい時間」を作る

どうしても眠そうな日は、思い切って

  • タイマーを5分セット
  • 机に伏せて目をつぶる(本気寝せず、あくまで“目を休める”)

としてしまう手もあります。

「寝ちゃダメ!」と戦うより、
“短く寝てリセット”の方がその後がスムーズなこともよくあります。

③ 親が“怒り役”ではなく“ペースメーカー役”になる

宿題が進まないと、ついイライラしてしまいがちですが、

  • 「このページ、タイマー10分でやってみようか」
  • 「よし、ここまで終わったら、九九の歌でちょっと遊ぼう」

と、ゲームの進行役のようなポジションにいると、
子どもも「やらされている」感が少し薄くなります。


4.宿題をどう“コンパクトに”終わらせるか

宿題が長引けば長引くほど、
オンライン授業や「最レべ」「スーパーエリート問題集」に食い込んできます。

① 「やり直し」をどう扱うか

  • 全問を完璧に直す日
  • 時間がない日は、**“この3問だけは絶対やり直す”**と決めて絞る日

など、日によって基準を変えてもいいと思います。

毎日100点を目指そうとすると、時間も気力もすぐに限界が来ます。
「今日はここまでは丁寧に、それ以外は流す」
と決めてあげるのも、親の役割の一つです。

② 「親が書いていい部分」を決めておく

  • 日記のタイトルだけ親が書く
  • 宿題チェック欄のサインや日付は親が書く
  • 音読カードのコメントは親がメモ担当

子どもの“頭を使う部分”に時間を残すために、
事務作業は親がサポートする
イメージです。

「全部自分でやらせなきゃ」と思うと、
時間も気持ちもすり減ってしまいます。


5.オンライン授業・最レべ・スーパーエリート問題集をどこに入れるか

宿題だけで時間と体力が削られる中で、
オンライン授業やハイレベル問題集を入れるのは、なかなかのチャレンジです。

わが家の基本イメージ

(例)

  • 16:30〜17:30 宿題タイム
  • 17:30〜18:30 夕飯・お風呂
  • 18:30〜19:10 オンライン授業 or 最レべ・スーパーエリートのどちらか
  • 19:10〜19:40 自由時間(絵本・ごっこ遊びなど)
  • 20:00 就寝

もちろん、毎日この通りにはいきません。
でも、

  • 平日は1日1つだけ“プラスα”
  • 「全部やれたらラッキー、1つできたら合格」

くらいの基準にしておくと、
親の心も少し軽くなります。

① 曜日ごとに“強弱”をつける

  • 月・水・金:オンライン授業の日
  • 火・木:最レべ or スーパーエリートの日
  • 土:まとめテスト・復習の日

のように、「今日は何をやる日か」を、子どもにも分かる形で固定しておくと、

「今日は何やるの?」「全部は無理…」

という不毛なやり取りを減らせます。

② 「朝やる」「夕方やる」を科目で分担する

すでに、朝は
百マス計算や漢字、音読などを回していらっしゃるので、

  • 「計算・漢字系は朝、思考系(読解・文章題)は夕方」
  • 「オンライン授業は、比較的頭が冴えやすい曜日の夕方」

のように、時間帯と内容をリンクさせる発想もアリです。


6.「学年が上がったら、もう少し楽になるか」の話

「学年が上がってくれば、ウトウトの頻度も下がるといいのですが…」

これはかなり現実的な見立てだと思います。

  • 体力がつく
  • 学校生活に慣れて“気疲れ”が減る
  • 宿題のパターンが読めてくる

こうした要素が揃ってくると、

  • 宿題にかかる時間が自然と短くなる
  • 「ここは急いでやろう」「ここは丁寧に」の判断が、子ども側で少しずつできるようになる

という変化が出てきます。

なので、今の低学年期は、

「毎日、完璧なルーティンを回す」期間というより
自分なりのリズムを少しずつ育てていくための試行錯誤期」

くらいの位置づけで見ると、
親の心も少し穏やかでいられます。


7.親のいちばん大事な仕事は「焦りを子どもにぶつけないこと」

宿題は終わらないし、時計は進むし、
オンライン授業の時間は迫ってくるし…。

そんな中で、どうしても出てきてしまうのが、親のこの気持ちです。

「早くして」「なんで進まないの」

でも、疲れてウトウトするのは、
その子なりに、一日を一生懸命走り抜けた証拠でもあります。

  • 今日は宿題で全力を出し切ったから、プラスαはお休み
  • 今日はオンライン授業をきっちり受けたから、問題集は明日に回す

そんな**“引き算の決断”を親がしてあげること**も、
長い目で見たときには、立派な「勉強のサポート」です。


おわりに:夕方は“成果”ではなく“積み重ね”を見る

学校から帰宅してから寝るまでの数時間は、
どうしても「こなすべきこと」のオンパレードになりがちです。

  • 宿題はとにかく毎日ある
  • オンライン授業も受けたい
  • 最レべやスーパーエリート問題集にも手を伸ばしたい

だからこそ、

  • 1日単位で「できた・できなかった」をジャッジしすぎない
  • 1か月単位で「この軸だけはちゃんと積めている」と振り返る

くらいの視点で見てあげたいな、と思います。

「16時半に帰ってきて、今日もよく頑張ったね」
と、寝る前に一言伝えられていれば、
それだけでもう、その日は “合格” だと、私は思っています。

夕方の数時間は、親子にとってもヘトヘトになる時間帯ですが、
ここを一緒に乗り越えていく過程そのものが、
きっとお子さんの「学びの土台」になっていきます。

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