お盆が明ける8月16日── いよいよ夏休みも、残り2週間ほどとなりました。
7月、私たちはあのとき決意しました。
「この夏こそ、学習習慣を定着させよう」 「やりきったと言える夏にしよう」 「家族で目標を共有しよう」
──あれから、1か月。
今、ふと立ち止まって思うことがあります。
あのとき立てた計画、思うように進んでいますか? 子どもは今、笑顔で机に向かえていますか? そして、あなた自身も、自分の教育方針に迷っていませんか?
7月の情熱と、8月中旬の現実。 その“ギャップ”に目をそらさず、もう一度ここで振り返ること。
それが、**「最後まで走り切れる家庭」と「失速してしまう家庭」**を分ける、大きな分岐点になると私は思っています。
✅ なぜ今、“見直し”をするのか?
夏休みの後半に入った今、計画の見直しなんて遅い──そう思われる方もいるかもしれません。
でも、私ははっきりと言いたいのです。
むしろ、今こそが“見直しのベストタイミング”です。
その理由は3つあります。
1. イベントが落ち着いたからこそ、リズムを取り戻せる
- 帰省や旅行、習い事や体験イベントも一段落
- 「学習に集中できる環境」が整ってきた
2. 子どもの変化が見えてきた
- 学習に対しての意欲・疲労・得意不得意が明確に
- 「どこでつまずき、どこで成長したか」が見える時期
3. 残り日数と教材量が現実的に“可視化”できる
- 8月末までの日数を逆算できる
- 「今、何をやれば間に合うか」の判断が可能
つまり、今こそが“事実”と“戦略”を結び直す瞬間なのです。
📝 ステップ①|まずは振り返ってみよう
計画を見直す前に、まずは**「これまでの歩み」**を客観的に見つめることが大切です。
🔹 1. 生活リズムは守れたか?
- 起床・就寝は予定通りにできたか?
- 朝学習の習慣は崩れていないか?
- 食事・睡眠・運動のバランスは保てていたか?
📌 生活が崩れていれば、まずは“生活リズムの回復”が最優先です。
🔹 2. 学習進度と内容の質は?
- 計画していた問題集・教材はどこまで終えたか?
- やりっぱなしになっている単元はないか?
- 「分かったつもり」で放置しているテーマはないか?
📌 数ではなく“理解度”と“定着度”を見直すことがポイントです。
🔹 3. 子どもの内面の変化は?
- 自信がついてきたか?
- 学ぶことに前向きになっているか?
- 疲れや飽きが見えはじめていないか?
📌 子どもが“学習の主役”になれているかを見直しましょう。
✂️ ステップ②|やらないことを決めよう
ここからは、“追加”より“削減”が重要です。
後半戦で成功する家庭は、「引き算」で計画を再構築しています。
✅ 「やることが多すぎる」=「やる気が続かない」
- 1日6教科 → 2教科+読書に絞る
- 問題集3冊 → 1冊を深める
- 「全部やる」→「一部を極める」
「量をこなす」より、「意味を残す」。 それが、子どもにとって“自信”につながります。
🎯 ステップ③|再スタートの戦略を立てよう
ここからの2週間、我が家では次の“3本柱”に集中します。
🌅 1. 朝の黄金時間の再起動
- 起床→百マス→漢字→音読→朝食
- 時間で管理せず、「順番」で習慣を戻す
📌 朝が整えば、1日が整う。家庭のリズムが蘇ります。
✍️ 2. 書く力の集中強化
- 毎日日記1ページ
- 週1の作文テーマ練習
- 親子で「音読+要約+意見交換」
📌 記述力=思考力。中学受験にも大学入試にも直結します。
🔍 3. 振り返りと承認の習慣
- 毎日「できたこと」を3つ書き出す
- 「昨日より進んだ」ことに親が気づいて声かけする
📌 自己効力感は、学力以上に未来を拓きます。
💬 最後に──まだ間に合う。今だから間に合う。
もしかしたら、今こう思っている方もいるかもしれません。
「うちは結局、やりきれなかった…」 「もう今さら、軌道修正は無理かも…」
でも、大丈夫です。
今ここからが、“一番価値のある2週間”になります。
計画倒れも、予定変更も、想定外もすべてOK。
失敗ではなく、「学びの材料」にすればいいのです。
この振り返りと見直しを通じて、 子どもに「自分で自分を立て直せる力」を育てていけたなら、 この夏の価値は、何倍にもなるはずです。
あと2週間。されど2週間。 私たちはまだ、子どもたちの“未来をつくる時間”の中にいます。
今こそ、勇気を持って
もう一度、計画を握り直しましょう。

