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風邪で学校を休んだ日の過ごし方――「休む」という選択に、静かな意味を込めて

ライフスタイル
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子どもが発熱したり、咳が続いたり、お腹の痛みを訴えたりすることは、どんな家庭でも起こる日常のひとこまです。
そして、ほとんどの親が同じ悩みに直面します。

「休ませるべきか、行かせるべきか。」
「休んだ日は、どう過ごさせるのが正解なのか。」

正解は一つではありませんが、ひとつだけ確かなことがあります。
**“休む日こそ、子どもの身体と心を整える大切な一日になる”**ということです。

本記事では、まず一般的な「風邪で休む日の過ごし方」を整理したあと、
後半で わが家のリアルな過ごし方 を紹介します。


① 一般論:風邪で休んだ日は「治す日」ではなく「整える日」

● 1. 生活リズムはなるべく崩さない

具合が悪い日こそ、朝のリズムが大切です。
起きる時間・食事の時間・眠る時間を大きくずらさないことが、翌日の回復につながります。
とはいえ無理な早起きは不要。起きやすいタイミングで、静かに一日を始めます。

● 2. 食事は“身体の負担を減らす”ことが最優先

・温かいスープ
・お粥やうどん
・消化のよい卵、豆腐
・果物(りんごのすりおろしなど)
こうした「胃腸に優しいもの」が、身体の修復を助けてくれます。

● 3. 水分はこまめに

特に発熱や咳のときは、水分を失いやすくなります。
湯冷まし・麦茶・スポーツドリンクなどを少しずつ。

● 4. 身体は温かく、部屋の空気は軽く

・加湿
・定期的な換気
・冷やさない服装
これだけで呼吸の負担が軽くなり、症状が落ち着くこともあります。

● 5. “寝る”ことは回復の中心

子どもは寝ることが治療そのもの。
でも、横になりたがらない子も多いものです。
一度深く眠れるだけで、身体は驚くほど回復します。

● 6. 勉強は「軽め」「短め」「ゆっくりめ」

熱や咳が残っている日は、
“いつもの半分以下” を目安に。

・読み聞かせ
・簡単な計算
・軽いパズル
・短い日記

「学習の習慣を残す」ことが目的であり、量をこなす必要はありません。

● 7. 親の姿勢は“静かに見守る”

休む日は、何よりも安心を届ける日です。
過剰に構いすぎず、放っておきすぎず、
ただ淡く寄り添うだけで十分です。


② 我が家の場合:学校が大好きな娘が、風邪で休む日は

ここからは、わが家の実際の姿を紹介します。

うちの娘は、とにかく学校が大好きです。
発熱しようが、咳が出ようが、「何としても行く」と言い張るタイプ。

それは嬉しいことなのですが、
一方で 熱を出すと風邪が長引く傾向がある ため、
初期症状が出た段階で、私たちは早めに休ませるようにしています。

私が在宅ワークということもあり、
家で看られる環境が整っているため、躊躇なく休ませます。
他のお子さんにうつしてしまう心配も減りますし、
何より本人の身体を最優先にできるからです。


● 寝てくれない娘。

ただ、問題がひとつあります。

娘は、とにかく“寝ること”が嫌いなのです。

「寝なさい」と言っても、
布団の中からむくっと起き上がって、こう言います。

「勉強したい。」

本当に勉強が好きなのです。
親の願望ではなく、本人の内側から湧き上がってくる“好き”。


● 軽い症状の日は、好きなだけ勉強する時間に

わが家には大量のプリントや問題集があります。
やろうと思えば、いくらでもできます。

症状が軽い日は、
「じゃあ、少しだけね」と紙を渡すと——

解き続けます。
1冊終わると、2冊目。
2冊終わると、3冊目へ。

集中力が途切れないまま、黙々と取り組む姿は、
親ながら驚くほどです。

「勉強って楽しいんだ」
本人がそう思えていることが、親としてはただただ嬉しい。


● 休んだ翌日も、回復しない日

しかし翌日になっても症状が抜けないことがあります。

そんなときも娘は「勉強したい」と訴えます。

けれど身体が回復しきっていないのは、親から見れば明らか。
そこで私はこう提案しました。

「午前中はしっかり寝よう。
午後は好きなだけ勉強していいから。」

この“約束”は、娘の心にすっと届きました。
そのときは、すんなり寝てくれたのです。

そして午後――
起きてきた娘は目を輝かせながら、机に向かいました。
そのあと、夕方までずっと問題集を解いていました。

好きだから続く。
続くから伸びる。
伸びるからまた好きになる。

この循環が、娘の中で確かに動いています。


③ 休む日こそ、「静かな学び」が育つ日

風邪で休む日というのは、
単なる“お休み”ではありません。

身体を整え、気持ちを静め、
明日へのエネルギーを蓄える日。

そしてわが家の場合は、
“勉強が好き”という純粋な喜びを確かめる日でもあります。

子どもが自ら机に向かう姿ほど、親を励ますものはありません。
その背中を見守りながら、
「この子はきっと大きく伸びていく」
そう実感できる時間でもあります。


④ おわりに:休むことは、未来のための勇気ある選択

子どもが学校を休むというのは、
親にとっても子どもにとっても、不安や葛藤を伴うものです。

でも、身体を整えることは、勉強より大切な土台です。
その土台があるからこそ、明日の学びが輝きます。

わが家ではこれからも、
・無理をさせない
・休む日は整える日
・そして、好きな学びはそっと支える

この方針で、静かに、誠実に、娘の成長を見守っていきます。

休むことは“止まる”ことではない。
明日へ向けて、自分を取り戻す大切なプロセスです。

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