🌍 中学からの海外留学──本気で検討したあの頃
私たち家族は一時、本気で考えていました。
「娘を、中学から海外に出すという選択肢を取るべきかどうか?」という問いを。
場所はアメリカかヨーロッパ。
中でも、スイスにある名門寄宿学校は特に心を引かれました。
そこには、世界中の富裕層の子どもたちが集まり、まさに“未来の世界を動かす”ネットワークが育まれていると聞きました。
英語力、国際的感覚、多様な価値観──。
どれも、これからの時代に欠かせない力です。
「将来、世界で活躍したいなら、もう日本にいる理由なんてないのかもしれない」
そう本気で思っていた時期も、たしかにありました。
🎓 それでも私たちは、“日本の超進学校”を選んだ
ではなぜ、今、我が家は娘を日本国内の超進学校へ進学させようとしているのか?
それは、日本の進学校が持つ“学力”という一点において、世界でも群を抜いた競争力を誇っていると気づいたからです。
冷静に比較してみると、
・スイスの名門寄宿学校は「学力」よりも「人脈形成」が中心
・アメリカの中高一貫校は個性を伸ばすが、学力の均一性は低い
・ヨーロッパの教育はリベラルで素晴らしいが、基礎学力の密度では日本に劣る
つまり、本気で「成績」を伸ばし、「超難関大学」に入りたいなら、実は日本のトップ校に勝る選択肢はないのです。
🔥 日本の進学校は、想像以上に“過酷”で“強い”
私たちが進学校にこだわる理由、それはただ「偏差値が高いから」ではありません。
- 毎日朝から晩まで膨大な演習量
- 思考力・表現力・論理力を問われる入試形式
- 誰ひとり手を抜かず、上を見続ける生徒たち
- 圧倒的な教材・カリキュラム・指導者陣
- 仲間同士が“本気”で語り合う日々
こうした環境に、自ら飛び込んで鍛え抜かれた人材こそが、真に「世界で通用する人間」になるのではないかと、私たちは考え始めたのです。
特に、東京大学 理科三類や京都大学 医学部に進むような生徒たちの中には、
もはや高校生のうちから世界最高水準の研究や思索を行っているような人たちがいます。
海外の中等教育ではなかなか得がたい、「超高密度の学力トレーニング」──
それが、実は日本国内で最も手に入りやすいのです。
🩺 娘が目指す「海外で活躍する医師」になるために
娘は、医師になりたいという夢を持っています。
しかも、それは「日本の中で安定して生きる」ためではありません。
彼女の視線は、はじめから世界に向いています。
- 国境なき医師団で活動したい
- 発展途上国の感染症を研究したい
- 英語で論文を書き、世界の医学界に貢献したい
その夢を現実にするには、まず圧倒的な基礎学力と圧倒的な日本語での思考力を備えることが不可欠だと、私たちは判断しました。
もちろん、将来的に海外の医科大学院、WHOやMSFなどの現場へ進むことも想定しています。
でも、そこに行くまでの「登竜門」として、まず国内の最高峰を突破すること。
それが、夢への確実な近道だと私たちは信じています。
🏫 スイスの寄宿学校が与えてくれるもの
一方で、スイスなどの有名ボーディングスクールが無意味というわけでは決してありません。
- 世界的な王族・財閥・起業家の子どもたちとの人脈
- 多様な宗教や文化の中で育つ“交渉力”
- プレゼン、ディスカッション、国際社会での自我形成
- 日本では得られない「自分で考え、主張する」教育環境
たとえば、将来的に外交官やグローバル経営者を目指すなら、むしろこうした教育の方が向いているかもしれません。
実際、我が家でも、もし娘が**「学力よりもネットワークや英語環境を優先したい」**と言っていたなら、海外進学を選んでいたかもしれません。
どちらが正しいという話ではなく、「何を目指すのか」によって、進路は変わるのです。
🧭 「留学か、国内進学校か」の問いは、本当は“生き方”を問うている
この問いの本質は、単なる進路の比較ではありません。
どんな価値観を持ち、何を人生で成し遂げたいのか?
どんな努力をして、どこに身を置きたいのか?
その人生観の違いが、進路の選択に現れるだけです。
- 自分で生き方を切り拓く力を育てるために「海外」を選ぶのか
- 一つの目標に向かって徹底的に鍛え抜くために「国内進学校」を選ぶのか
そして、その選択はどちらが優れているかではなく、
その子にとって、どちらが“魂に火を灯す選択肢”なのかが重要なのだと思います。
✨ 私たちが“国内進学校”を選んだのは、「今」への覚悟
我が家が国内進学校を選んだ理由は、
それが娘にとって、今、もっとも自分を高められる場所だからです。
夢は世界。
でも、土台は日本で固める。
言語も思考力も、体力も根性も、
まずは「母国語で、自分の芯を育ててから、世界へ出る」。
それが、我が家の出した答えでした。
✅ まとめ:世界を目指すなら、まず“根”を張れ
- 海外の寄宿学校は、「人脈」や「国際感覚」を育てる土壌
- 日本の超進学校は、「圧倒的な学力」と「勝ち抜く力」を鍛える鍛錬場
- どちらが正しいではなく、「どのルートが夢に近いか」を見極めるべき
娘が選んだのは、地に足のついた一歩一歩の挑戦。
そして、私たち親は、その道を信じて、全力でサポートする覚悟を決めました。
「世界を見据える」ことと、「今を生き抜く」ことは、両立できる。
そのことを、多くのご家庭に伝えたいと願っています。

