気づけば夏休みも終盤──。 毎朝の学習、日記、問題集、そして自然とのふれあい。 例年にも増して“密度の濃い1か月”を過ごした実感があります。
この記事では、我が家の夏休みの過ごし方を振り返りながら、 **「得たもの」と「まだ足りないと感じたこと」**を整理し、 2学期へどうつなげていくかを考えてみたいと思います。
✅ あえて「旅に出ない」選択をした夏
この夏、我が家は旅行らしい旅行には行きませんでした。
人が多い場所、混雑する時期にわざわざ出かけるよりも、 落ち着いた環境でじっくり過ごす時間の価値を重視したからです。
基本的に、週末は山あいにあるもう一つの我が家──とある地方の拠点で滞在し、
- 問題集に静かに向き合う時間
- 川での水遊びや石拾いなど自然体験
- 野草や昆虫など、身近な自然への気づき
を通じて、思考力と観察力、集中力を養うことを目指しました。
家族みんなで「人混みには近づかない」という方針は、 ゴールデンウィークも含めて一貫しています。
その分、“自分たちのリズムで夏を生きる”ことができたと感じています。
✅ 学習面で得られた3つの成果
1. 毎朝のルーティンの完全定着
朝5時起き。 百マス計算・漢字プリント・音読・英語・ピアノ。
この流れは夏休み中も一度も崩さず、 **「朝はこの時間から始まる」**という感覚が完全に定着しました。
これは、学習以前に生活の軸として極めて大きな成果でした。
2. 問題集にじっくり取り組む時間が増えた
特に算数・国語の応用問題集や記述問題にじっくり向き合い、
- 解き直しに時間をかける
- 解説を読みながら自分の解法と比較する
- 「どうしてそう考えたか」を言語化する
といった取り組みを強化できました。
“量より質”の視点で、 **「深く考える力」「記述で表現する力」**をこの夏で確実に伸ばせたと実感しています。
3. 親子で“学びの対話”が増えた
とある地方の拠点での滞在では、夜にテラスで星を眺めながら、 「今日は何ができたと思う?」 「この問題って、どういう考え方が一番大切だった?」 といった会話を自然に交わせる時間がありました。
“勉強”という枠を超えて、 **「学ぶって楽しい」「考えるって面白い」**という感覚が芽生えてきたように思います。
✅ 一方で見えてきた課題
1. 書くスピードと処理力のバランス
記述式の解答は質が上がった一方で、 模試形式の時間制限下では**「丁寧すぎて時間が足りない」**という場面も見られました。
今後は、
- 要点を整理して簡潔に書く力
- 制限時間内で“考えて、書ききる”処理スピード
のバランスを意識したトレーニングが必要だと感じました。
2. 理科・社会的な「知識の体系化」
自然と触れ合うことで理科的な興味は高まっていますが、 知識を整理して体系的に定着させる部分がまだ弱い印象です。
2学期以降は、
- 分野別図鑑の活用
- まとめノートの自作
- 映像教材を活用した知識の“つなぎ直し”
などを通じて、“知識の地図”を広げる作業に取り組みたいと思っています。
✅ 2学期に向けた3つの方向性
- 記述力のスピードアップ
書く力をキープしつつ、制限時間での処理力を高める訓練へ。 - 理科・社会の基礎整理
興味と知識をつなぐ教材選びで、思考力型問題への対応力を強化。 - 自然との対話を“言葉化”する
自然体験から得た感覚を、作文や図解に落とし込むアウトプット強化。
🎯 おわりに|静かな夏は、静かに大きく育っていた
にぎやかなイベントや遠出はなかったかもしれません。 でも、静かで穏やかな時間の中で、 子どもの学びが“根を張るように”伸びていくのを感じた夏でした。
「どこにも行かなかった」夏ではなく、 「自分たちの場所で、思考と成長に向き合った」夏。
この夏で積み上げたものは、派手な花火ではありません。 でも、確実に2学期以降に芽を出す、太くて静かな根っこです。
秋からも、この静かな学びを丁寧に育てていきたいと思います。

