【あと13日】全国統一小学生テスト直前｜“ここから伸びる子”のラストスパート戦略 | 森の図書館｜静かな朝と、深く考える子どもの時間。桜蔭中学への道しるべ。

未来を決めるのは、「ここから」の13日間

気づけば、もう10月21日。
全国統一小学生テスト（11月3日）は、すぐそこに迫ってきました。

「もう日がない」
「やり残したことばかり…」

そんなふうに感じているご家庭も多いかもしれません。
でも、どうか、その気持ちをひと呼吸おいて見つめ直してほしいのです。

💡“まだ13日ある”
そう捉えるか、“もう13日しかない”と焦るかで、子どもの表情は変わります。

子どもの学力は、直線的には伸びません。
まるでバネのように、あるタイミングで一気に跳ね上がる瞬間があります。

その“跳ね上がるきっかけ”は、多くの場合──
親と一緒に本気で向き合った「最後の2週間」に生まれているのです。

今、あえてやるべきは「得意分野を伸ばす」ことではありません。

むしろ──
点を落とす原因になりそうな“弱点”と、ひとつひとつ丁寧に向き合う時間。

小2〜小4の今のうちに、「苦手＝挑戦する価値のあるもの」と捉える感覚を育てておけば、今後の学習姿勢がまったく違ってきます。

1日は、たった24時間。
でも、その24時間をどう過ごすかで、未来は変えられます。

我が家では、この13日間に以下のような取り組みを行います：

子どもが「また間違えた…」と落ち込むときこそ、チャンスです。

「間違えた＝気づけた」
その積み重ねが、最後のジャンプにつながります。

子どもは、親のまなざしを感じています。

「もっとやらなきゃダメでしょ」
「そんなんじゃ通用しないよ」

そんな言葉を浴びせたくなる日もある。
でも、そこをぐっと飲み込みましょう。

いま、子どもが本当に必要としているのは──
“信じてくれている”と感じられる親の存在です。

「今の頑張りは、きっと実を結ぶよ」
「最後までやり抜けたら、それだけであなたはすごい」

その声が、子どもの心に届いた瞬間──
目の奥の光が変わるのを、あなたはきっと感じるはずです。

全国統一小学生テストには公式の予想問題集が存在しません。
そのため、以下のような問題集が非常に有効です。

ポイントは、「1冊を最後までやり切ること」ではなく、**“間違えた問題をどう直すか”**です。