はじめに:上位5%に入るのは「天才」だけ?
全国統一小学生テストは、四谷大塚が主催する日本最大級の模試です。
特に、小2〜小6の段階でこのテストに挑戦し、偏差値65以上・上位5%以内に入ることは至難の業だと思われがちです。
ですが、わたしたち親子は、塾に通わず、毎日コツコツ家庭学習を続けた結果、
🏆 小学2年6月回:2教科合計240点、偏差値61.3
という成績を出し、上位約10%以内を達成しました。
(※前回は偏差値67台で上位5%以内にも入っています)
では、特別な才能があったのか?
答えは、「いいえ」です。
我が家が重視したのは、たった3つのことだけ。
それを本気で、継続して、丁寧に積み上げただけです。
1. 毎朝5時起きの「ゴールデンタイム学習」
✅ 具体的にやったこと
- 5:00 起床 → 5:10 勉強開始(朝の学習ルーティン)
- 毎朝:
- 百ます計算(制限時間2分)
- 漢字書き取り(四谷大塚漢字ドリル)
- 音読(10分程度、国語の教科書または読み物)
✅ なぜ「朝」が効果的だったのか?
- 朝は脳が最もクリアな状態。集中力・記憶力が高い。
- 習い事や外的イベントに邪魔されず、学習時間を確保しやすい
- 朝の学習は、「その日の達成感」を早い段階で得られるので、自己肯定感もUP!
📌 ポイント:朝学習は「質」も「習慣化」も手に入る、一石二鳥の時間です。
2. 問題集の「組み合わせ戦略」で本番形式に慣れる
✅ 使用教材(2025年6月現在)
教材名 | 使用目的 | 特徴 |
---|---|---|
・トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク(算数) ・トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク(国語) | 基礎〜標準の確認 | 解説が丁寧で自学向き |
・グレードアップ問題集(算数・文章題) ・グレードアップ問題集(計算・図形) ・グレードアップ問題集(国語・読解) ・グレードアップ問題集(国語・漢字・言葉) | 応用演習 | Z会出版 思考力・記述力を鍛える |
・リーダードリル(算数・計算) ・リーダードリル(算数・図形と文章題) ・リーダードリル(国語・漢字) | 漢字・語彙強化 | 四谷大塚出版 良問揃いで演習量をこなせる |
✅ 学習法の工夫
- 教材は「1冊集中」ではなく、「分野ごとの組み合わせ」で使用
- 毎日、国語と算数を交互に時間を計って解く
- ミスした問題は、ノートに記録→再テスト→定着確認
✅ 成績につながった理由
- 多様な出題形式に慣れることができた
- 自分の苦手分野(図形・説明記述など)を客観的に把握できた
- テスト本番で「これは見たことがある!」という安心感が生まれる
3. 読書+日記+音読で「言語力」を地盤から底上げ
全国統一小学生テストで差がつくのは、実は「読解力」「記述力」「語彙力」です。
✅ 我が家がやったこと
- 毎日、手書きの日記1ページ(自由テーマ)
- 毎週1冊、読書→音読→要約→感想を書く
- 毎週末に、「読んだことを説明する発表タイム」
✅ 意外と重要だった「音読」の効果
- 読解スピードが上がる(返り読みが減る)
- 文の構造・リズム感が身につく
- 記述式の答案で「自然な日本語」で書けるようになる
🧠 国語は勘ではなく、「積み上げた言語センス」がものを言います。
小2だからこそ、丁寧な日本語のインプット→アウトプットを繰り返すことが重要です。
結果として得られたもの
- 偏差値60〜65台の安定化
- 本番でも「焦らない・慣れている・自信がある」状態をキープ
- テストのたびに「伸びている実感」が持てた
おわりに:偏差値70を超えるのは「続けた者の特権」
偏差値70を取るのは一朝一夕では不可能です。
でも、「毎朝の10分」「1日1冊の問題集」「読書習慣」など、地味な努力の積み重ねが、最終的には全国トップ層に届く力になります。
わたしたち親子は、今も同じ生活リズムで継続中。
このブログでは、今後も全国統一小学生テストの教材レビュー・予想問題・記述添削のポイントなどを記事にしていきます。