★作 殿内 真帆
★出版社 福音館書店
★発行日 2019年7月1日
あらすじ
「あおい くびかざり」と「あかい くびかざり」が、変身ごっこを始めます。
「くびかざり」のまま、「さかな」や「ぞう」に変身していると、ふとしたことからケンカになり、ビーズが「プチンッ!」と、はじけてしまいます。
が、…「あ、そうだ!」ばらばらになったけど、青と赤のビーズが集まって「いっしょにへんしん」すれば、もっと楽しい♪
さらに…色々な色のビーズが、みんなで集まって変身すれば、「だいへんしん」に♪
「くびかざり」を形成していた、一粒一粒のビーズたちが、ばらばらになって、みんなで混ざって、「鮮やかな美しい大きな鳥」や「きれいなお花」に「だいへんしん」します♪
ビーズの一粒一粒はシンプルな丸い点ですが、みんなで集まって楽しく遊べば、まるで「点描画」のように、カラフルな色やリズムを生み出し、素晴らしいハーモニーを奏でることができますね♪
Let’s Active Reading!

さて、今回も「アクティブリーディング」を始めましょう!
「アクティブリーディング」のやり方については、こちらをご確認ください。
早速、我が家の「アクティブリーディング」を振り返ります。
「これ、な~んだ!」と、ビーズたちが変身したものを、子どもに聞いてみよう♪
最初は、首飾りの輪で「一筆書き」さながらにスタートした「変身ごっこ」。
「プチンッ!」とはじけて、ビーズがばらばらになってからは、自由な発想で、色も形も鮮やかに、より美しく「だいへんしん」しました♪
ビーズたちが変身したものを、早速、娘に聞いてみると…すべて「正解!」。
ただし、(余談ですが)「たこさんの足は、何本?」と聞くと、絵本のタコの足を数えて、元気よく「4本~♪」…
…「絵は4本だけど、タコさんの足の正解は、8本です!!」と、さり気なく子どもに伝えておくことも、お忘れなく♪
かわいい「くびかざり」、ユニークな形の「くびかざり」、カッコイイ「くびかざり」?
…自分が付けてみたい色々な「くびかざり」を画用紙に、自由に書いてみよう♪
クレヨンと画用紙を用意して、自分が付けてみたい「くびかざり」を子どもと一緒に、自由に、楽しく書いてみましょう♪
2歳児は、巧緻性が高まり、指先がどんどん器用になってきます!
好きな色のモールと「大きめのビーズ」を用意して、子どもと一緒に、実際に「くびかざり」を作ってみよう♪

※子どもの「ビーズ」の飲み込みには、注意しましょう!
できるだけ大きめのビーズを用意するのが、ポイントです!
「写真」のとおり、わが家ではお花のビーズを用意しました♪
親子の感想


「私、オラちゃん(ぬいぐるみのオランウータン)とペンギンさんに、‟くびかざり”を作ってあげるの~♪」

さて、絵本の中で、みんなで一緒に遊んだビーズたちは、どんな「くびかざり」に戻ったのでしょうか?
「楽しい」という「心の化学反応」を体験したビーズたちは、もう今までの「一色」の首飾りには戻りませんでした。
今までとは全く違った、とってもステキな美しい「くびかざり」になりました♪
(ラストページと裏表紙の「くびかざり」を参照)
きっと、子どもの世界も同じで、お友達みんなと一緒に遊べば、「楽しさ」という化学反応が起きて、心がどんどん、キラキラとステキに成長して行くのでしょうね♪